シンクロKT-631ST送信機の便利な裏ワザ
皆さん、こんにちは~!!
京商DRONE RACER開発担当の伊藤です。
毎週金曜日は、Sea&Skyアイテムの話題をお届けしま~す。
すっかり春らしいお天気となり、暖かい日々が続いていますね。
外に出かけようと胸躍るのですが、花粉が……
早く花粉もどっか行ってくれ~~~と願う毎日です(^^;)
さて、前回のブログ「スティック型送信機でDRONE RACERを飛ばしてみよう!」(https://kyosho.amebaownd.com/posts/3780725)で紹介したシンクロKT-631ST送信機ですが、今回はDRONE RACERとの組み合わせにおいて、さらに使い勝手が良くなる便利な裏ワザをふたつ紹介したいと思います。
【裏ワザ その1】スロットルカーブ機能
シンクロKT-631ST送信機でDRONE RACERを飛ばすと、機体の高度調整を行うCH3スティックが少々敏感に感じることがありますよね。特に、左右旋回の操作を行った時などに中段の高さ(35cm)を一定に保つのが難しい場合があるかと思います。
これは、左右旋回の操作に連動してCH3スティックを上方(高度60cm)、または下方(着陸)に自然と指が動いてしまうことが原因なのですが、中立に保ちながら操作というのはなかなか難しいですよね。
しかし、それを解決する方法があるんです! 『スロットルカーブ』という設定を変更することで、中段の高さを一定に保ちやすくすることができるんです。
下の写真のようにスロットルカーブをL:0%、1~3:50%、H:100%に設定することで中段付近の不感帯が下図の赤い矢印のように増えて、中段の高さを一定に保ちやすくすることができます。さらに、送信機のモード設定がモード1やモード4の場合、左右の旋回時にスティックが少しだけ上や下に動いてしまっても、すぐに上昇したり着陸することがなく、機体の旋回操作に集中することができるようになります。
【裏ワザ その2】アイドルアップ機能
アイドルアップはスロットルの出力が一定の状態を維持させる機能で、ラジコンヘリに使われたりするのですが、今回はこの機能をDRONE RACERに使ってみようと思います。
DRONE RACERの場合、アイドルアップ(矢印のトグルスイッチ)を行うことで飛行中に高度調整用のCH3スティックを一番下に下げても着陸しないように設定することができます。一見危ない機能に思えますが、使い方によっては以下に示すふたつの利点があります。
(1)矢印のトグルスイッチを下に倒したうえで、中段で飛行する時はCH3スティックを一番下に、上段で飛行する時はCH3スティックを一番上にすれば、あとは左右の旋回操作に集中することができます。なので、アイドルアップ機能を使えばCH3スティックが不安定なセンターの位置で左右の旋回操作を行わなくてすみ、誤動作を防ぐことができます。
(2)安全装置を解除した後の離陸がトグルスイッチのON/OFFだけで行えるため、飛行開始時の高度を調整する必要がなくなり、レースでスタートダッシュを決めることができます。
それでは、設定方法を紹介しましょう。
1. Aux. channelsのChannel 5 Sourceを“SwD”にしてください。
2. MixのMix isを“On”に、Masterを“Ch5”に、Slaveを“Ch3”に、Pos.mixを“100%”に、Neg.mixを“0%”にしてください。
3. Idle modeを“SwD”にしてください。
これで設定は完了です。
シンクロKT-631ST送信機をお持ちの方は、ぜひトライしてみてください!
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本日のブログはDRONE RACER開発担当の伊藤でした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。