大阪府は1日も早く総合センター敷地内にうち捨てられている不用品等を回収して下さい
12月4日の深夜か12月5日の未明、シャッターが閉じられた総合センター(以下センターという)の東南部のシャッター前にあった不用品等が燃えました。
釜合労はシャッターが閉じられる前より、大阪府商工労働部に所属するN氏にセンター敷地内にある不用品、ゴミ等を回収するよう要望しましたが、「怖いからよう行きません」と返答しておきながら、その後、機動隊を背景にしてセンター内で生活しているおよそ100人の労働者をセンター内から暴力的に強制排除しました。「シャッター閉めるな」と叫ぶ人々の声を圧殺したことを今も忘れていません。
大阪府がセンター敷地内の不用品やゴミ等を回収していれば火災が発生することはなかったのです。今まで総合センター敷地内にある不用品ゴミ等を回収していたNPO釜ヶ崎も、不用品等を回収しなくなりました。大阪府の横やりに抗しきれなかったものと思われます。
不用品の中には洗濯機、電気冷蔵庫、電子レンジやベッドのソファー、ガラの入ったガラ袋、机、いす等々が見られます。これらは外部から持ち込まれたもの。こともあろうことか、西成労働福祉センターの職員(下請け会社?)も南海電鉄ガード下にできた仮移転先の敷地内で出たゴミをセンターシャッター前にうち捨てており、釜合労は抗議したこともあります。
これらの物はセンターのシャッター前で生活している人達が出したものではありません。濡れ衣を着せることは止めて下さい。
大阪府はこれらのことを理解し、1日も早くセンター敷地内にうち捨てられている不用品等を回収して下さい。
12月14日午後3時 大阪高裁201号法廷
センター強制排除反対控訴審判決
12月14日大阪府が総合センター前で生活している人々の強制排除を狙った裁判の大阪高等裁判所の判決があります。
バスの修理が遅れていますので、当事者、傍聴する方は電車で行きます。交通費は釜合労で負担します。バスの置かれていた場所に午後2時に来てください。
スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。シャッターが閉められる前の動画です。視聴回数5676回となりました。
ユーチューブ「じいさん73歳、まだこれからやで」の視聴が12月11日(日)現在、5676回となりました。釜ヶ崎の労働者が何をなすべきか、協力者が何をなすべきかをわかりやすく話しています。この動画もぜひ視聴していただきたいと思っています。「センターつぶすな」で検索できます。
今後のスケジュール
12月14日(水)午後3時
大阪高裁201号法廷
センター強制排除反対訴訟控訴審判決
12月17日(土)午後3時
三角公園で「センターつぶすな」集会・デモ
12月20日(火)午後3時
星野リゾートに抗議と要請
来年1月17日(火)午前10時
大阪地裁409号法廷
原告釜合労、被告釜日労の名誉棄損の裁判
2022年12月12日
釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
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