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旅する身体

はじめの記憶

2018.04.04 10:30

今日はひょんな事からリラクゼーションサロンで働きはじめた時の記憶が蘇ってきた。




何事もそうだが、始めは緊張してぎこちなくて肩に力が入ってしまう。私も初めてお客さんに触れた時はすごく緊張した。20分という時間が果てしなく感じ、終わった後も何をしたか分らないくらい(笑)でもそこから始まってると思うと何だか感慨深くなった。その時にはもちろん今の状況は想像できないし、今はもちろんこれから先の事は見当もつかない。そう思うと、あの時なんとなくやっていた何かだって、こんなに凄い今になっているかもしれない。趣味程度で始めたものがいつのまにかプロ級なんて事も聞かない話ではない。そう考えるとどこにキッカケがあるかなんて、誰にもわからない。当時リラクゼーションサロンに行きだした時はすぐ辞めたいと思っていたけど、結局何年もやって最終的には古株の1人になっていた。そう考えると人生何があるか分かったもんじゃない。




今日はとある場で発表をみて、緊張しながらも発表している方々を見てフトそんな事を思い出したのかもしれない。ただ、あの時の新鮮な気持ちは忘れずにいたいなと思った。慣れてくるといつのまにか「こなす」事になってきて、そこに気持ちや想いがなくなってしまう。そうならずに、常に発見し新鮮な気持ちで何事も望みたい。



初めて甲野先生の技を受けた時や、ヨガの一連のアーサナをした時の衝撃は今も忘れられない。その衝撃って大事。その衝撃があったから今がある。そんな事を噛みしめた日だった。