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green 着付けのこだわり①

2018.04.04 10:08

こんにちは greenです。


そろそろお子様の入学式というご家庭も、多いのではないでしょうか?

春は着物姿で歩くにも良い季節ですね。

お子様の門出のお祝いに、お着物をお召しになってはいかがでしょうか。


今日は私がお着付けをするうえで『ここは!』とこだわっているところを

お話ししたいと思います。


(トルソーに練習用の着物を着せています。

着物や帯、小物の組み合わせがイマイチなのは

ゆるーく見ていただけると嬉しいデス。)


全体の着姿です。

着物姿の方を見られたときに

どこに目がいきますか?

私は正面からは『衿合わせ』『おはしょり』『帯揚げ』の順に目がいきます。

あまりマジマジと見るの

は申し訳ないのでチラッと見ます。


大胆に見るチャンスがあるときは(笑)

『おくみ線』を見たり『帯の高さ』を見たりします。


後ろ姿はどうでしょう?

『衣紋の抜け方』『背中心がズレていないか』『背中のしわ』『お太鼓の大きさ』

などが気になります。



今日は前から見える点についてです。



まず左上の写真から。


『おはしょり』がモタツクことなく

真っ直ぐですね。

自分で着る場合はここまで真っ直ぐに

ならない方も多いと思います。

しかし、プロが着せるならここは

ばっちりと真っ直ぐにしたいところです。


『おはしょり』に関連して右下の写真。


『おはしょり』の『オクミ線』と

裾からの 『オクミ線』が一点で

交わっていますね。

これは正しい着付けが出来た証拠です。

縦のラインが強調されて、スッキリと

みえます。


左下の写真は『帯揚げ』と『帯締め』

このふたつがスッキリ、キッチリ決まっているとかっこいいですね。


右上の写真のように帯揚げの結び目が

シワなくキレイに極っていると

着付けの上手いヒトだなーと思われますよ。


では今日はこのへんで。