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逆のものさし講新聞 「後世への手紙」

山下統司「聞く」

2018.04.05 09:00

教員の山下です。「聞く」について考えます。

世間では、「人の話を聞け」とよく耳にします。

私は、話の聞き方が分かりませんでした。

ですから、子供たちに聞き方を教えることができません。

私のしていたことは聞きながらメモを取ることでした。

とにかく、メモを取るんです。授業と同じですよね。

しかし、それを揺るがす出来事が起こりました。

教えを乞うためにある先生のもとを訪ねます。

先生は一生懸命メモをとる私にこうおっしゃいました。

「メモなんかとらなくてもいいよ。本当に大切なことは、

頭に入るから。今のあなたに必要なことが。」

私は、いままでメモを取ることが不可欠な行為であると

思い込んでいました。

よく考えてみるとそのメモを見返すことがほとんどないんです。

それからの私は、話を「聞く」だけに集中することになりました。そのあと時間をおいてメモに残すことにしています。

時間をおいてメモになったものが「今の私にとって」必要な情報であると思います。

それを、続けてた結果「聞く」が「入れる」。

「メモ」が「出す」ということに気づきました。

まず「聞く」に集中する。

今の自分に必要な情報を得る方法です。

「聞く」をもっと大切にしてほしいと思います。

本当に大切なことを聞き逃すことはないと思います。

私は、子供たちに「聞かせる」授業を目指しています。