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ブログ☆フィリピン渡航録⑥

2022.12.15 03:00

こんにちは。

山本知志です。


今回はフィリピン渡航録⑥になります。


6日目が始まった。

ついにコンテスト本番だ。

ここまで色んな経験をしたけど、あくまで序章に過ぎない。

ここにきてようやく本章突入だ。

みんなともライバルであり仲間という関係性を築けていた。

世界共通の、男の友情ってやつだ。

どんな結果になろうと讃えあえるんだろうなと感じていた。


準備をして、バスに乗り込み、いざ出発。

今回もマニラの街並みを見ながら揺られる。

30分程で会場に到着。

会場はフィリピンで1番大きい複合施設の特設会場だ。

複合施設だからって舐めてはいけない。

めちゃくちゃ立派なステージで、一般のお客さんにも見てもらえる環境だ。

舞台公演とはまた違った建て込み作業で、

設営や機材を見ているのが楽しかった。

これは1つ1つがモニターになっていて、組み合わせると大きなスクリーンになる。

この作業に興味あったのは、たぶん僕だけだっただろうな。

設営がある程度終わると、場当たりが始まった。

場当たりとは実際の会場で動きや流れを確認することだ。

本番でミスが起こらないようにするためにも場当たりはめちゃくちゃ重要で、舞台公演でも場当たりは丁寧に時間をかけて行われる。

場当たりも終わり、リハーサルが行われる。

リハーサルは本番同様の流れで止めずに行うことで、ゲネプロとも言う。

リハ中は動線や止まり位置、審査員席の位置など場当たりで確認した事を踏まえて、より良い魅せ方を考える。

リハーサルも終わり、メイクをしてもらって、本番仕様に外見も内面も整えていく。

そして、いよいよコンテストがスタート。

まずはミセスからだ。

ミセスジャパンの方を応援しつつ、会場の雰囲気や熱気を確かめる。

早くステージに立ちたい気持ちを抑えながら、脳内シュミレーションをする。

ミセスのコンテストが終了し、いよいよミスターとミスの部門がスタートを迎える。

とにかくエンターテインの精神だ。

エンターテイメントは言語の壁を超えて、絶対相手に伝わる。

だからこそ魅せ方にこだわる。

ここまできたら、やった者勝ちだ。

ただここでトラブル発生。

オープニングアクトは水着でステージに立つのだが、

僕には水着=裸足の概念しかなく、裸足で袖に待機していると、まさかの靴を履かなければならない。

言われてみれば、ここは日本ではなく海外なので当たり前か。

ただ僕は革靴しか持ってきていない。

水着に革靴?絶対ありえない。

どうする山本。

もう始まるぞ。

だがそこに救世主がいた。

設営のお手伝いに来ていたであろう少年がNIKEのスニーカーを履いてるではないか。

もうこの子しかいない。

そう思い、靴を貸してくれと嘆願。

必死な様子が伝わったのか、見ず知らずの外国人に快く貸してくれた。

お気に入りだったら、本当にごめんよ。

奇跡的にサイズも合って、その子のおかげでなんとかスタートラインに立てた。

コンテストが終わったあと、何かお礼出来ないかなと思い、貴重品入れとして持っていた和柄の巾着をプレゼントした。

まさかその子も設営のお手伝いに来たらスニーカーを貸してと頼まれ、そのお礼に異国の伝統品をプレゼントされると思ってもいなかったろう。

そんなハプニングを乗り越え、ステージに繰り出していった。

ステージに立てれば、こっちのものだ。

120%のエンターテインをして、審査員、お客さんを楽しませる。

今回、僕には作戦というか、魅せ方の1つとして、まずは一般のお客さんを味方につけることを思いついた。

これは当日に一般のお客さんが入ることと、昨日現地の人にモテることを踏まえた結果だ。

一般のお客さんは審査に関わらないが、歓声や盛り上がりは絶対に審査員に影響を与えると思ったからだ。

だからステージでのウォーキングの時に、審査員だけでなく、一般のお客さんに向けてもパフォーマンスをした。

それが功を奏したのか、お客さんの歓声やボルテージは凄かった。

信じてもらえるか分からないが、手を振るだけでキャーキャー状態だし、人生で初めて自分から指ハートをしたら、キャーキャーを通り越して、ギャーギャー状態だ。

ジャニーズやアイドルにでもなったのかと勘違いするくらいの歓声だ。

もう一度あの世界線を経験したい。

とにかくお客さんを味方につけることは出来た。

審査員にどう映ったのか分からないが、

水着もフォーマルウェアも、自信を持ってウォーキングが出来た。

そして、ウォーキングの次は、質疑応答だ。

英語で質問され、英語で答える。

僕にはなかなかのハードルだけど、この時の為に日本で英語をやってきた。

他のファイナリストも英語が堪能ではない人もいたので、そういった意味ではフェアな状況だ。

いやいよ僕の順番が回ってきた。

英語が堪能ではない人達の中ではトップバッターだ。

すると、まさかの司会の方が、通訳を介してくれると言ってくれた。

ミスジャパンのナショナルディレクターの方が来ていたので、その方が仲介してくれた。

なんかせこい気もしたが、主催者側の気遣いを素直に受けとった。

そして、英語が堪能で無かったら、自分の母国語で話してもいいということになった。

なので、イタリア語、スペイン語で答える人もいた。

全ての審査が終わり、いよいよ審査発表だ。

まずは個人賞の発表で、10部門ほどあった。

結果から言うと、

Mr.Runway

Best in National Costume

Best in Resorst Wearの

個人3冠を獲得した。

Mr.Runwayは

表現者として活動しているので、

エンターテイン出来てた証だと思うので

シンプルに嬉しかった。

Best in National Costumeを獲得した時、

ガッツポーズしそうなくらい嬉しかった。

日本の和装が世界に認められた瞬間に立ち会え、ましてや自分が着たものが評価されたのは、この上ない光栄なことだ。

本当に立派な袴と羽織りだ。


Best in Resorts Wearも

リゾートウェアが似合うということは

夏や海が似合う男と

自分なりに解釈しておいた。


そして、いよいよグランプリの発表だ。

ミセスの時に見ていたので、最後まで名前が呼ばれなければ良いことは分かっていた。

なので、呼ばれるな〜とずっと思っていた。

そして、残るは3人となった。

世界のトップ3に自分が残っている。

1年前の自分に聞かせてやりたい。

トップ3だけステージの前方に出され、いよいよ発表。

演出も加わるが、正直、何位の発表なのか分かってなかった。

なので、〜 is Mr.JAPANと発表された瞬間、グランプリなのかどうか分からなかった。

ステージの1番前に行き、サッシュを掛けてもらい写真撮影。

世界3位に輝いた。

グランプリを獲れなくて悔しさもあったが、世界の舞台で戦えたことが誇らしかった。

僕の好きなトップ3の写真。

みんなの個性が出てて、面白い。

グランプリはミスターイタリア。

準グランプリはミスターインドネシア。

ずっとグランプリを分け合うならこの2人かなと思っていたので、審査結果には納得出来たし、どんな結果になろうともちゃんと全員が讃えあってたので、やっぱり男の友情は世界共通だなと感じた。

ちなみにミスターイタリアも英語が堪能ではなく、質疑応答の時にイタリア語で答えていたので、本当に審査には関係なく、向こうの気遣いだったんだなと感じた。


世界3位に輝いたこともあり、

写真を撮ってと頼まれることが多かったし、

自分から撮ってと頼んでも快く撮ってくれた。

世界3位+個人3冠は充分すぎる結果かなと思います。