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江戸町巡り

【南豊島】千駄ヶ谷瑞円寺門前町

2018.04.05 11:23

町名:千駄ヶ谷瑞円寺門前町

読み方:せんだがやずいえんじもんぜんちょう Sendagaya-Zuienji-Monzenchō

区分:町丁

起立:江戸期

廃止:1869(明治2)年3月15日

冠称:「千駄ヶ谷」

後身:千駄ヶ谷八幡町

現町名:渋谷区千駄ヶ谷二丁目

概要:公称は千駄ヶ谷瑞円寺門前か。『江戸切繪圖 : 俚俗 : 千駄ケ谷辺』には「瑞円寺門前町」とある。曹洞宗相模高座郡遠藤村宝泉寺末の高雲山瑞円寺の門前町で、瑞円寺は1649(慶安2)年に将軍家光がこの地を訪れた際、開山天宝に命じて創建されたと伝える。1702(元禄15)年、町奉行支配となる。西方に飛地があった(備考)。文政年間(1818~1831年)頃の家数は29軒(町方書上)。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)年3月16日、千駄ヶ谷八幡町に編入となり消滅。

※『角川日本地名大辞典』には「明治5年千駄ヶ谷2丁目の一部となる」とあるが間違い。

撮影場所:千駄ヶ谷瑞円寺門前町

撮影地:渋谷区千駄ヶ谷二丁目36番5号(カサ・チキーヤ 東京給湯事業協同組合)

千駄ヶ谷二・三丁目 新町