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kojinkai

春講座を総括。

2018.04.05 15:37

新小4から新高3までの学年を指導した

春休みの講座でした。


この春休みの講座を抽象化し、

私が最も大切だと思ったことは、

「生徒がのめりこめるテーマ」を

与えてゆくことの大切さです。


小4に与えてきた小2の難問であったり、

小5に与えてきたハイレベルな面積問題や

小数・分数の仕組み、概数、角度の問題であったり、

小6に与えてきた整数・小数・分数、

面積・文章題の問題であったり。

国語の記述力UP講座の代表作成問題であったり。


また、新中1に与えてきた割合や速さの問題や、

新中2に与えてきた数学・英語・理社の問題であったり、

新中3に与えてきた国語・数学・英語の問題であったり。


みんなポケ〜っとせず、それぞれが

”これをちゃんとなんとかしたい”と思って

取り組んでくれたことによって成長があった、

そういう春休み講座だったように思います。


ちょうどいい問題を用意する、ということは

全学年を通しての指導者としてのテーマです。

あまりレベルを下げられないので、

特に小学生においては、

当然ついてこられるギリギリの生徒さんについては

かなりの労力を強いることになり、場合によっては

当然辞める選択肢も生じることになりますが、

うちは個別指導で誰にでも合わせますっていう

スタイルでもなく、ハッキリ、合わない子には合いません。


それについて、私は悪いとも思いません。

サービスは多様であり、指導の形も多様にあります。

合わない、しっくりこないという場合、選択肢は

実際はもっと広がっているものです。

1人でやっている以上できるサービスに限りがあることは

承知の上で通っていただいています。

本気を出してその子だけに指導をするなら、

それは可能なことですが、それが成り立たない、

成り立たせる努力が子どもにも親御さんにもない、

そういう場合は不能であるということ、

そういうこともご了承いただかなければいけません。


厳しい言葉のようですが、私にもできることと

できないことがあるという物理的なお話を

しているにすぎません。


うちの授業・課題についてこられる条件というのは

そんなに高くはありません。

育伸社という会社の模試のAテストで

6割を超えているか否かということです。

現在通う生徒さんは、100%クリアーしています。

辞めていった子は、全員それをクリアーしておらず

宿題をしてこられない生徒さんでした。

これは統計的に見て100%の確率でした。

それを超えている場合、間違いなく授業内容を

理解し、分からない点を質問し、通塾を

みんなが充実したものとしてくれていました。

ですから、無理をするよりも他を

ご検討なさった方が将来のためになる、とすら

本気で思ってすらいるのです。

ある意味での、通塾可能・不能判定が

準拠テストによって行うことがということです。

親御さんにとっても、それは良い通塾判断の

材料となることと思います。


今後は、入塾に際して「この塾はダメだった」と

ミスマッチが出ないよう、実力的に合う子に

通ってもらえるように入塾判定テストとして

Aテストを実施し、親御さんも一緒に努力を

できるかどうかという点も踏まえて

入塾テストの形で実施していこうと考えています。


色々なそういった反省点もありながら、

特に小5〜6年の指導について考えたというのも、

春休み講座でのことなのでした。