茹でガエル理論
両生類、特にカエルが苦手な私からしたら茹でたくもないし、カエルの方も茹でられたくないでしょうがこういう名前なので。
ご存知の方いらっしゃいますか?
カエルはいきなり熱湯に入れると驚いて逃げ出すが、常温の水に入れて徐々に水温を上げていくと逃げ出すタイミングを失って最後には死んでしまう。
というものです。
何が言いたいのかというと『ゆっくり進む環境変化や危機に対応する難しさや大切さ』を説いているのです。
この茹でガエル理論と同じような状態の人って結構いるんじゃないでしょうか?
この茹でガエルを人間に置き換えると3タイプに分けられると思います。
①本当に気づいていない人
②気付いてるけど危機感がない人
③気付いているし危機感もあるけど、そこから抜け出す勇気がない人
①本当に気づいていない人
これは自分のことを客観視できていない人です。
自分が今どんな状態なのか分からないから、気付いたときにはもう手遅れということになります。
②気付いているけど危機感がない人
「なんかヤバいかなぁ・・・」と思う反面それ以上に「まだ大丈夫」という想いが大きい人のことです。
これは正常性バイアスとも言います。
危機感が無いので、当然動きませんし本当に危機に陥ったときに後悔するタイプ。
③気付いているし、危機感もあるけど、そこから抜け出す勇気がない人
危機感はあるけど、勇気が出せないって人結構いるんじゃないですか?
勇気を出す方法は簡単。動いてみること。
どれだけ調べても、準備しても、考えても動き出さなければ何もしていないのと同じ。
勇気を出すから勇気は出せるようになる
誰もが乗り越えなければいけない壁がやってくるときがあり、それを越えるか越えないかで、後々の人生が変わることもあります。
気付き、危機感を持ち、勇気を出す。
この単純な繰り返しです。そうでないと失ったときに過去の自分に恨み節ってことになります。
この話って何かに似てると思ったら「チーズはどこに消えたか」ですね。
既に出ている話ですが、ついつい忘れてしまう。それが人間というものですが、この話は頭の片隅にでも置いておいてください。