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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

この冬の時期受験生への保護者の方の関わり方についてのアドバイス

2022.12.16 15:05


高校受験生の保護者の方からあるご質問をいただきました。端的に言えばこんな感じです。

この時期の関わり方に悩んでいます。勉強していないわけではないけれど、ダラダラしているところが気になってしまいます。どう接したらいいでしょう。


わかります、わかります。心配だからこそ、気になっちゃうんですよね。本人よりも周りがソワソワしちゃうのは受験あるあるですよね。


でも、これももうお分かりの通り、そこで「勉強しなさい」なんて言っても良い方向には進みません。むしろ逆効果です。


やらされてやる勉強は理解力や効率が落ちますし、折角の家での休憩時間にお互いの負の感情があると休めるものも休めません。休む時は気持ちよく休ませてあげましょう。大人だってお仕事にお休みは大切でしょう。


うんうん、いやいやどう見ても自分に甘すぎるんだよって思うんですよね。わかります。でも、厳しいことを言えば、それも含めて「実力」なのです。それは今までに原因があるので、今ここで「勉強しなさい」と言っても効果的ではありません。仮に無理にスパルタに頑張らせて(それ自体も難しいですが)、能力とかけ離れた高校へ入学した際の方が悲劇です。


「どう見ても甘えてるんだよなー」という場合は、塾の先生など第三者に相談しましょう。


それでもソワソワしちゃうという場合は、保護者の方も頑張る姿を見せるのがお勧めです。何かの勉強でもいいですし、お仕事でもいいでしょう。大人が(子どもから見て)頑張っているなぁという姿を、子どもに見せてあげましょう。


何より、多くの子どもたちにとって、受験は自立のタイミングです。ここからは「行動の責任は自分でとらなくちゃいけない」ということを理解させましょう。ここは「自分で考えて動くこと」の成長期です。


素敵な受験にするためにも、自ら動かせましょう。


もちろん、上級者の方であれば、本人が(嫌々ではなく)勉強に取り組むような環境づくりができたら最高です。それは我々大人のコントロール力の見せ所でもあります。手を考えてみましょう。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

見守るというのは難しいこと。