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こだま美由希ピアノ教室・広島市中区

「素敵な勘違い」 してますか!

2018.04.06 03:15


勘違いと聞くと

非常に大きな過ち、間違ったことのように聞こえますね・・


しかし

不快的領域に半歩でも一歩でも

踏み込み前へ進む時

「素敵な勘違い」っていいここなんじゃないかなと。


達成できるか否か

結果がついてくるか否か

人は不安にかられるものです。


親御さんであれば極力、無駄な苦労させず

順調に導いてやりたいというのが本音かと。


例えばお稽古事。

ピアノに関して言えば

・親御さんは然程、関心はなかったけど

 子供は関心を持つことも。

・ピアノの先生のお子さんも親御さんをみて

 関心を寄せてお稽古することも。

・ピアノの先生が親御さんでも然程関心を示さないことも。


これは本当にケースバイケース。

ピアノの先生が親御さんであれば1度や2度は

親御さんがピアノをなさっているからいいですね!

なんてことを言われた方も多いのでは?


まあ、有利な面もあるかもしれないけど

わかるからこそ導くのが難しかったり

わかるから素人の人より苦しかったりってことは

多分にあると思う。


手ほどきは親御さんがされても

多くの場合、ある程度のレベル、年齢になれば

他の方に委ねられることをみても

そのタイミングなど難しい面もないにしもあらず。


先日、TVでシンクロナイズドスイミングの

古谷実可子さんが出ておられて、

お子さんが同じくシンクロをされていた。

かなりレベルの高いチームだと思う。

大会で銀メダルだったのだけど

「プロとかその道に進むとか以前に

人としての成長のため。

挑戦すれば結果がついてくる、そこで必ず成長できるものがある」

こうおっしゃっていました。


恐らくシンクロはピアノ以上にレアなお稽古。

フィギュアスケートも同じく。。


だけどレッスンの時、何かしら挑戦していこうとする場合は

親御さんの協力、フォローがあって、

親御さんはリンクで見学。


シンクロはヘアアクセサリーや衣装も販売されていなくて

お母さんが手作りされるんだとか。

ここで、その道にいくのでもないのに

ここまでしなきゃいけないの?と思うか

指導者について頑張っているから

成長してくれたら嬉しいと思って準備するのかで

親御さんの精神状態も大きく違うし

それは子供にもなぜか伝わるんですね。。


親御さんがわかる世界でもそうでなくても

結局は見守り隊。

ピアノの場合

幼稚園や小学校から高校までレッスンするとなれば

指導者は脱皮させていくことも意識しないといけない。


そして同じ年齢でも例えると

300ヘクタール耕すことができるのか

100ヘクタールで精一杯なのか。。

ここも指導者が見極めていくことも大切。


ピアノの場合は同じ年齢だから

このレベルは当然と型にはめると

難しい場合もある。

ただ、レッスンのマナーなどは年齢に応じて

促すことはする必要がある。


レベルや年齢で対応やレッスンの内容を変える。

その時、親御さんが見守っている、励ましてくれる

これがあれば多くの場合は継続していく。


「親」という漢字は

立って木のそばで見る

と書く。


どんなときも見ていてくれる

失敗したときも、うまく事が運ばないときも

振り返れば見ていてくれる。

言葉がなくてもこれがあれば

安心してまた一歩、不快的領域に挑戦しようと思える。

なぜなら、例え失敗しても受け止めてくれる人がいる。

これは何物にも代えがたい安心感でもあるから。


子供の進歩のみに目がいっていれば

親御さんは苦しくなる一方かもしれません。

できていないこと、進歩しないことにフォーカスされがちだから。


自分も一緒に受け止める、見守る覚悟があれば

お子さんへの対応が違ってきたり

家での2人3脚の試行錯誤も必ず進化、アップデートされる。

大変なことだなと感じることも

来たぞ来たぞ!どう対処していこうか!!と・・


「人としてどんなことも吸収して進化してくれるはず!」

と どんなときも「素敵な勘違い」??を

大人がして忍耐を持って接していく。


お稽古を継続することで

親子で成長できる「素敵な機会」ではないでしょうか!