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三秋ホール

2018.04.11 09:00

「三秋ホール」は双海や長浜に抜ける道中、伊予市三秋の材木店の敷地内に佇む建築で、薪ストーブや建材等の展示、ミーティングなど多目的に使われています。 設計者である手嶋保さんは住宅を中心にきめ細やかなデザインを行う建築家として知られていますが、なかなか個人住宅を見学するわけにはいきませんから、三秋ホールは氏の手による空間の質や様々な配慮を目の当たりにすることができる貴重な建築です。


斜面に大きく跳ね出し、周囲の自然と一体となったような、そして風景に馴染んだ佇まい。


三秋ホールは木肌の表情・美しさを活かした建築ともいえるでしょう。天井や外壁にはカラマツが、ベンチもオリジナルのデザインでベイヒバが用いられています。マグロ漁船の床に用いられるアピトン合板を切り出したラウンドテーブルも材木店ならではです。



三秋ホール