ベルシックコートの拘り 新色クレイベージュ
こんにちは、NOS.PROJECTです。
寒さが本格化するホリデーシーズン、あたたかなアウターが恋しくなりますね。
本日は毎年大人気のベルシックコートのご紹介です。
フィット&フレアのシルエットが可愛らしい、クラシカルなケープ付きコート。
今年のカラーは、ノワール(ブラック)とクレイベージュの2色が登場です。
【プレミアム】に相応しいラグジュアリーな生地を仕入れました。
今回はベルシックコートの生地感や仕様なども詳しくご紹介して、今年はじめてベルシックコートを知ってこれから買おうか悩んでいる方にも、実はもう持ってるよーという方にも、
『ベルシックコートに惹かれた理由がわかった』
『ここまで拘ってこのお値段なら納得』
そう思っていただけるように、これまであまり触れてこなかった、ベルシックコートの魅力について深掘りしていこうと思います。
画像も挟んでサクッと読めますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
まず、ベルシックコートが人気となった理由のひとつは、なんといっても
このありそうでなかった絶妙に攻めたデザインにあるかと思います。
生地量たっぷりの「二次元と運命が交差するスカート」のコーディネートでも上から羽織れるような充分な蹴回しがあり、コーディネートの世界観をより素敵にしてくれるコートで温かくお出かけしていただきたい。
そんな想いから生まれたデザインのコートです。
このデザインを生み出すためには、どれくらいの数のパーツが必要だと思いますか?
一般的なコートは18パーツを組み合わせて作られています。
比べて、当店のベルシックコートのパーツ数はなんと30枚!!
たくさんのパーツを使ったコートを美しく仕上げるには時間と技量が必要です。
シルエットに沿ったラインを綺麗に縫い合わせるのはまさに至難の業(プロでも溜息)
数少ない国内の工房で、これまた数少ない高度な縫製技術を持った職人さんが、約3日をかけて1着、1ヵ月でやっと7着を完成させられるという、作り手にとってなんともウルトラハード仕様なコートとなっています。
そして生地のお話。
デザインと同じくらい、コートにとっては使用されている生地も重要ですよね。
ベルシックコートは、冬らしい雰囲気を醸し出す上質なウール生地を使っています。
ウールがたくさん配合されていると、保湿性が高く、見た目にも温かく重厚感もあります。
ベルシックコートの生地はウール90%配合!!
程よい厚みがあり、目がギュッと詰まったウール生地なのでしっかり温かくて安心。
そして本物のウールでしか表せないマット感!
今年発売のノワールとクレイベージュは、どちらもウールではありますが、ノワールは若干毛足があり、艶感があります。滑らかな手触りがクセになりそう。
クレイベージュは、スペリオルメルトンという子羊の毛で織られた生地を使用しています。
ふわふわで肌触りがとにかく柔らかいのが特徴です。
ボタンにもこだわりと隠し技。
表に見えるボタンは、共生地のくるみ釦デザインになっています。
そして、表には見えない隠れたボタンたちの存在。
美しいフィット&フレアのラインを出すために、配置されているボタンは18.23.25とサイズがそれぞれ違うのです。
2mm差なんて誤差じゃないの?と、パッと見では気づかれないと思います。
でもそのボタンの絶妙な大きさの違いもベルシックコートの完成度に影響しているのです。
コートがお手元に届いたら(すでにお持ちの方も)、ぜひ見てみてくださいね。
そして最後になりますが、
今回ご紹介したベルシックコートは、ノスプロが懇意にさせていただいている国内の工房で作られたものです。
パーツ数の多い複雑なコートを、高い縫製技術で丁寧に縫い上げてくれます。
「どんなに大変でもこだわって作りたいものを作る!」がモットーのノスプロを、確かな技術力で支えてくださる工房の方々には、感謝の念で胸がいっぱいになります。
国内縫製で服作りすることは今、とても厳しくなっているのが現状です。
(日本国内のアパレル生産比率は僅か2.4% 2017年の時点)
それでも、そんな時代だからこそ、
安定した品質、こだわりぬいたシルエット、ディテールの美しい物を可能な限りのお値段にして、心から満足できるお洋服を皆さまにお届けしていきたいです。
ベルシックコートの魅力、新たな発見はありましたか?
長く着ていただけるコートだからこそ、どのように作られているのかを知ることで、
もっと愛しく特別な存在になってくれるかもしれません。
入手困難な上質のウール生地でお仕立てして数量限定で販売しております。
ベルシックコートで極上の冬の装いをお楽しみくださいませ。