思い出がぽろぽろ
2018.04.06 10:42
子どものころ、面白さが全く分からなかった映画「おもひでぽろぽろ」
わたしが小学校低学年のときの話です。
休みの日は姉と2人でジブリばかり観ていて、
新作である「おもひでぽろぽろ」が上映されると知り、
母に観に行きたいと頼みこんだんです。
うちは両親共働きで、土日休みではない仕事だったため
家族でどこかに遊びに行くのがとても貴重なことでした。
めちゃめちゃ楽しみにしていましたが
全く理解できず、本当に面白くなかった…。
タエコ(主人公)が会社をやすんで都会から田舎に行く意味も
幼少期を思い返してしまう気持ちも、ガキのわたしには分かるがワケなかった。
今では、ジブリの中で好きな映画TOP5に入ります。
ストーリーが好きなのはもちろんですが、
家族ですごした休日が鮮明に思い出されるからです。
今はない梅田の三番街シネマの光景(レトロだったなぁー)
鑑賞後、服にジュースをこぼしてしまい
阪急百貨店で洋服を買って着替えさせられたこと(怒られました)
母に気を遣って「面白くなかった」と言えなかったこと
今ではいい思い出です。
(しんみりしちゃってすみません)
高畑勲監督の映画って独特で好きでした。ご冥福をお祈りいたします。
てぃーもと