致遠館高校の課題にあった言葉。
2018.04.06 15:41
「苦手なことなんかありません。
分からないことをどうにかする努力が
苦手だなけです。」
という趣旨の言葉が課題に書いてありましたが、
私はその言葉に大きく賛同をします。
子どもが平気で言う
「これが苦手」っていう言葉は、
実際の取り組みに反比例した座標点で
生じる言葉でもあります。
「苦手という言葉、本当に俺は嫌いだね。
君がそれをなんとかしようとした時間が
本当に十分であったならば仕方ないが、
君の能力から考えてもそれはサボってるだけ。
1人でなんとか理解しようとしたら
できるんじゃないの?できない?
それは君に能力がなくて本当にできないことなのか?」
小学生相手でも高学年であれば平気で
そういって指導を行います。
苦手という事柄に全精力を注いで
取り組んだ機会に欠ける、という、
そういったことが大多数の問題を占めています。
時間がかかりにかかっても、
それをなんとかしようとしてきた人と、
時間がかかるから嫌だと諦めてしまった人とでは
やはり結果に大きく差が出ます。
明日でもいい、明後日でもいい、三日後でもいい。
意識を毎日つなぎ続けることによって、
それが解決できたときに喜びを感じられる
忍耐強さというのはいつも大切なものです。
大多数の”出来ない”には、努力も工夫も
伴っていません。冷たいようですが、
事実、塾で厳しい言葉をかけてほったらかしていれば
勝手に理解されているという事実もあります。
人には根本的に物事を理解する力が備わっています。
それをまだまだ十全に引き出しきれておらず、
持て余しているだけに過ぎないというケースも
多く見てきました。
多くの生徒は、自分のポテンシャルを本質的に
引き出しきれてはいません。
本当はもっと君たちは賢くあれるはずです。