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ZIPANG TOKIO 2020「八坂神社の祇園祭は平安66ヶ国にちなみ66本の鉾を立て、祇園の神を祀り、神輿を送って災厄の除去を祈ったことに始まる(その弐)」

2018.04.08 14:55

八坂神社は慶応4年(1868)5月30日付の神衹官達により八坂神社と改称するまで、感神院または祇園社と称していた。創祀については諸説あるが、斉明天皇2年(656)に高麗より来朝した使節の伊利之(いりし)が新羅国の牛頭山に座した素戔嗚尊を山城国愛宕郡八坂郷の地に奉斎したことに始まるという。

また、一説には貞観18年(876)南都の僧円如が建立、堂に薬師千手等の像を奉安、その年6月14日に天神(祇園神)が東山の麓、祇園林に垂跡したことに始まるともいう。

午後6時からの八坂神社石段下での神輿渡御出発式

中御座(三若神輿会)

八坂神社「又旅社」素戔嗚尊を祭神とした境外末社祇園祭り発祥の地三条商店街

「日本三大美祭」豪壮かつ華麗な祇園祭は、八坂神社の祭礼です

※18時30分ごろ、八坂神社石段下に三座の神輿が集結して差し上げを行います。

中御座(三若神輿会)

東御座(四若神輿会)

西御座(錦神輿会)


東御座(四若神輿会)


祇園祭とは

西御座(錦神輿会)

山鉾のひきまわし

疫神社前「疫神社夏越祭」

豪壮かつ華麗な祇園祭は、千百年の伝統を有する八坂神社の祭礼です。
古くは、祇園御霊会(ごりょうえ)と呼ばれ、貞観11年(869)に京の都をはじめ日本各地に疫病が流行したとき、平安京の広大な庭園であった神泉苑に、当時の国の数66ヶ国にちなんで66本の鉾を立て、祇園の神を祀り、さらに神輿を送って、災厄の除去を祈ったことにはじまります。
祇園祭は、7月1日の「吉符入」にはじまり、31日の境内摂社「疫神社夏越祭」で幕を閉じるまで、1ヶ月にわたって各種の神事・行事がくり広げられます。


蘇民将来子孫也(そみんしょうらいのしそんなり)

八坂神社御祭神、スサノヲノミコト(素戔嗚尊)が南海に旅をされた時、一夜の宿を請うたスサノヲノミコトを、蘇民将来は粟で作った食事で厚くもてなしました。蘇民将来の真心を喜ばれたスサノヲノミコトは、疫病流行の際「蘇民将来子孫也」と記した護符を持つ者は、疫病より免れしめると約束されました。 その故事にちなみ、祇園祭では、「蘇民将来子孫也」の護符を身につけて祭りに奉仕します。
また7月31日には、蘇民将来をお祀りする、八坂神社境内「疫神社」において「夏越祭」が行われ、「茅之輪守」(「蘇民将来子孫也」護符)と「粟餅」を社前で授与いたします。
このお祭をもって一ヶ月間の祇園祭も幕を閉じます。


祇園祭の由来

祇園祭は貞観年中(859~877)京の都に疫病が流行したとき、勅を奉じて神泉苑に66本の鉾を立てて祇園の神を迎えて祭り、洛中の男児が祇園社の神輿を神泉苑に送って厄災の除去を祈ったのに由来し、平安時代の中頃からは規模も大きくなり、空車、田楽、猿楽等も加わって盛んな賑わいを見せてきました。
室町時代になると町々の特色ある山鉾のあったことが『祇園社記』に記されています。
応仁の乱(1467)で都は灰燼に帰し、祇園祭も中絶しましたが、明応9年(1500)には復活、その時より山鉾巡行の順位を決める鬮取式が侍所で行われることになりました。以後、町衆の努力により山鉾の装飾にも贅を尽くすようになり、近世には度々の火災で多数の山鉾が消失しましたが、その都度、町衆の心意気によって再興し、今日に至っています。

祇園祭地図

お迎提灯詳細


Please look at the portable shrine from the sidewalk. You must not appear in the roadway.You must not walk the back of the portable shrine together.
 请在人行道看來要神轎。 不可以出席車道。 不可以一起在神轎的後來走路 신위 가마는 보도에서 봐 주세요. 차도에 나와서는 안됩니다. 신위 가마의 뒤를 함께 걸어서는 안됩니다

(拡大)


八坂神社の四季の祭事

1月の祭事

をけら詣り

年末年始(大晦日夜から元旦)にかけての無病息災・厄除けのお参りです。 年末新しくきりだしたをけら火を、火縄にうつして持ち帰り、火伏せの御守として台所にお祀り下さい。


かるた始め式

毎年1月3日 午後1時 全日本かるた協会により能舞台で奉納されます。


祇園のえべっさん 

9日(宵えびす) 午後3時 八坂神社から四条通りを七福神が宝船に乗って巡行します。

祇園のえべっさん国重要文化財
9日(宵えびす) 午後3時 八坂神社から四条通りを七福神が宝船に乗って巡行します。

蛭子船巡行 1月9日 八坂神社~四条通を七福神が巡行

蛭子船巡行 1月9日 八坂神社~四条通を七福神が巡行


2月の祭事

祇園さんの節分祭

祇園四花街による舞踊奉納と豆まきが行われます。

先斗町歌舞会 2日 午後1時 舞踊奉納と豆まき

宮川町歌舞会 2日 午後3時 舞踊奉納と豆まき

祇園甲部歌舞会 3日 午後1時 舞踊奉納と豆まき

祇園東歌舞会 3日 午後3時 舞踊奉納と豆まき


7月(祇園祭)の祭事

お迎提灯

7月10日 夕刻 鴨川で神輿洗式を終えた中御座の神輿をお迎えします。

お迎提灯 祇園祭

お迎提灯 祇園祭

7月10日 夕刻 鴨川で神輿洗式を終えた中御座の神輿をお迎えします。


神幸祭

7月17日 夕刻 三基の神輿が八坂神社から氏子区域を渡御し御旅所へ向かいます。

午後6時からの石段下での神輿渡御出発式


花傘巡行

7月24日 午前10時~正午 傘鉾十余基、馬長稚児、児武者等が氏子区域を巡行します。

花傘巡行

花傘巡行

花傘巡行

花傘巡行


還幸祭

7月24日 夕刻 三基の神輿が御旅所から氏子区域を渡御し八坂神社へ向かいます。

還幸祭


疫神社夏越祭

蘇民将来を祭る「疫神社」の鳥居に大茅輪を設け、参拝者はこれをくぐって厄気を祓い、 又「蘇民将来之子孫也」の護符を授かります。

疫神社夏越前

疫神社夏越前

疫神社夏越前


観月祭

中秋の名月の夜 午後7時から 境内で行なわれます。(拝観自由) 雅楽や琴の奉納演奏で、秋の風情をご堪能ください。

境内から観る中秋の名月

中秋の名月をバックに琴の演奏奉納

神前での祭典(奉告祭)

観月祭 浄暗の中での雅楽演奏

観月祭 舞楽「蘭稜王」の奉納

境内から観る中秋の名月

秋の涼やかな風の中、琴の演奏を堪能

秋の涼やかな風の中、琴の演奏を堪能


一年は早いものです、2018年が始まって間もないというのに・・・
来年は、2019年大変な年になりそうな予感がします。そして、2020年はいよいよ東京オリンピック・パラリンピックの年です。「光陰矢の如し」とはよく言ったものです・・・


鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使


協力(順不同・敬称略)

八坂神社 〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625電話: 075-561-6155

文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号(代表)03(5253)4111



補足資料

八坂神社からのお知らせ


真の歴史ある祝宴会場「常磐御殿」

伏見・後伏見・花園・光厳・ 崇光・後光厳天皇の持明院系六代に渡る「皇居」でした。

「常磐御殿」はその昔、伏見・後伏見・花園・光厳・ 崇光・後光厳天皇の持明院系六代に渡る「皇居」でした。

ご質問におこたえして(八坂神社)