pp19day11
pp19の11日目、マーサさんがテクスチャータングルを足されました。
テクスチャータングルは、線がたくさん描かれたようなタングル。テクスチャー、風合い、、みたいな意味ですが、面が線で埋まって風合いが生まれる。みたいな感じです。
昨日好きに埋めて良いよ、みたいな感じで言われたので、たくさん描いてしまった方も多いのでは?私ももうあまり余白がなかったのですが、、ないように見えて大きな紙なので、あちこちテクスチャーを入れられる場所は見つかりました。
まずビトウィード。これはまっすぐな線で空間が埋まっていきます。
一つづつのスペースに順に線を書き足すという単純な繰り返しですが、三角に区切った場所が並んでいて、その中にビトウィードが埋まっていくと、このマーサさんの作例のように、組み上がった構造物みたいな、、、星みたいな、、素敵な形になります。
すでにいろんなものが書いてあるところに加えていくので、ちょっと注意して。
でも、間違えた!ってなっても、大きな画面の小さな一部なのであまり気にしなくても多分大丈夫。
ビトウィードのようなタングルでも、ウェイティング(インクだまりを描く技法)を加えるとドラマが生まれてきます。かっこいいから試して見てください。
次にティップル。これは丸です。大きな丸や小さな丸を空間に埋めていきます。泡みたいになります。単純なことの繰り返しなのに、素敵です。そしてマーサさんもおっしゃってますが、ゾーンに入りやすいです。
私はケイデントの中にあしらいました。ティップルはとても便利で、いろんなところに使います。
そして、ティップルにも、インクの場所を作ってあげると、、目玉みたいにも見えるけど、、ドラマが生まれます。ドラマを作る場所、その配置でリズムが生まれます。
次はインディレラ。これはとても描きやすくて、シェーディングで驚くような効果が出ます。オーラでできていて、どこにも交わる線がないタングル。これもゾーンに入りやすいタングルです。
点を描いて。点は丸いので、カーブしたオーラを(cカーブですね)。オーラをだんだん大きく、次に小さく、、すると、、なんだろう、虫みたいなものができます。どんな方向にでも伸びていける。どんなスペースにも収まります。
これもウェイティング、重さを足す。インクを足してあげることでカッコ良くなりますよ。
マーサさんは可愛いムーンパイのボンボンを描かれたので、そこにも足されました。
次は新しい提案。水彩色鉛筆がセットに入っていたのですが、よく削って、プランタン(渦巻き)を描きます。力を入れて描くストローク、抜いて描くストロークを組み合わせて表情を作ります。これもリズムに乗って描くと止まらない、、、楽しい。
後でさっぴつで伸ばして明暗を追加します。油性の色鉛筆だと、多分さっぴつで擦ってもさほど色が伸びていかないと思います。さっぴつの効果を加えたい場合は、水彩色鉛筆をどうぞ。
ディーバダンス。素敵なタングルです。テクスチャータングルだし、ドラマタングルでもありますね。これもどこにでも使えます。便利でかっこいいので、私は良く使います。
すでに描いてあるものにオーラして、オーラを加えていきます。あちこちに隙間を作って、塗りつぶします。
このタングル、意外と「苦手です」というお声をよく聞きます。
多分「これがかっこいいディーバ」という見本のようなものが心にあって、自分のがそれと違うと「できてない」って思っちゃうのかな?と想像します。
ディーバダンスとかセナとかは、特に描く人によって表情が変わるタングルだと思います。手の癖が出やすいっていうか。
そこが楽しい!みんな自信を持って「自分のディーバダンス」を見せてください。
私のはこんな感じで進んでいます。
だんだんできてきて、もう楽しくてたまりません!こんな大きな紙に没入して描き続けられるってなんて幸せなんでしょう!!
というわけで、年末のやらなければならないあれこれ、、はどんどん先延ばしに、、なってます。