『紹介の新規客』は減っている!...のか?デジタル時代の紹介客
サロンマーケター岩田です。
いやー
NYNYで新規客様の『来店動機』をほぼ毎日毎月だして動向をみてるんですが
これがまたじーっと見てると面白いことがたくさんあるんです。
今までほとんどの美容室の新規来店動機といえばホットペッパービューティーの1強でしたが、
僕が入社した2年前を境に、ドンドンその内訳の数字が動きまくってます。
自社のホームページからの新規ご予約(リザービア)がじわじわと効きはじめ、
今年はminimoの新規数が凄まじい勢いで伸びてきたり。
おかげさまで3月は動員昨対115%アップ↗︎↗︎😳
現場のスタッフが本当に努力してる結果だとしみじみ感じております。
予約の枠も相当、工夫してると思います。
特に新規客の中でも『新規指名』が増えてるのが嬉しいですね!
『発信をしましょー!』と言い続けた結果が出てきてますよね。
さて
いまNYNYでネット予約媒体としてメインで使っているのは、この4つ。
①自社ホームページ(リザービア)
②ホットペッパービューティー
③楽天ビューティー
④minimo
新規客の内訳で言えばこの4つに加えて、
『紹介』と『飛びこみ』があります。
もちろんこの2つも来店動機としては大きい要素の1つなんですが、
今の時代、美容室の『紹介』というものも大きく変わってきてるのだと思います。
紹介客が減ってたり増えてたり、
そもそも『紹介客の定義』が曖昧だったり。
それは一体どーゆう事でしょうか?
■友達に紹介するのは口頭でも紙でもなく『Web Link(ウェブリンク)』
美容室の『紹介客』って、どのようなカウントの仕方をするでしょうか。
大体は『紹介カード』を渡して、そのカードを持参してもらったら、『新規-紹介-1』とカウントをすると思います。
ですが時代は『ネット予約』が主流。
〝カードを貰った事によって電話予約を強要される〟
という、面倒くささが発生していませんか...??
例えばその紹介カードにQRコードでも貼ってあり、そこから紹介客専用の予約フォームに飛ぶ!
というような工夫がなされない限り、
紹介カードを渡されたお客様の『予約ストレス』は解消されてません。
なので今どき、
紙のカードを握りしめてサロンへ電話予約するほうが、大きなストレスなのではないでしょうか??
■人に紹介されたお店は必ずWebで調べる
例えば
『京都伏見で何か美味しいお店ない?』
と友達に聞かれたとしたら、どうしますか?
ちょっとやり取りをわかりやすくLINEの画面で見てもらいましょう。
友達にお店を紹介するのって、
結構こんな感じが今っぽいと思うんです。
もしくは、
こんな感じで
名前だけ教えてもらって、後は自分で調べる。
調べ方はググるにせよ、タグるにせよ、
一旦自分で必ず調べます。
むしろ、友達に紹介されて一回もネットで調べずに予約する方が、圧倒的に少ないのではないでしょうか?
このやり取りをLINEでしようが会話でしようが、
お客様は紹介されたお店を認知した時点で、何らかの『追加情報』を求める。
情報を求めた先で結局、
ホームページに辿り着いたり、
ホットペッパーに辿り着いたり、
インスタに辿り着いたりしてるだけ。
なので、実質的な『紹介客』というのは
実はカウントしにくいだけなんです。
■結局のところ大事なのは情報発信の〝質〟
さっきのやり取りの続きを例にしてみましょう。
【ネット情報がない場合】
紹介されて調べた結果、
お客様は『欲しい情報が見つからなかった』ので、いくら友達の紹介でも不安が残りました。
そりゃそーですよね。
自分の店の新規は、他店の失客。
情報がみつからなかった結果、紹介客とはなり得ませんでした。
ちなみに『情報がないから逆に良い』というのは希少性は高いですが、
かなりの少数派である事は間違いありません。
【ネット情報がある場合】
アナログでの集計はできないが、結果web予約につながっている。
これがNYNYのweb新規数が多い理由の一つ。
もちろんアナログ紹介ツールがガンガン当たってる店舗もありますが、
紹介する方も、紹介される方も、
『来店動機』と『予約経路』はバラバラでいいのかと。
そこに向けて色々とまた、仕掛けていくのが楽しいですよね!
さーこれからはデジタル紹介客で、もっと美容室に来るハードルを低くしていくことが大事ではないでしょうか👋🏻