2022年を振り返って
少し早いですが、従業員の皆さん、2022年のお仕事ご苦労様でした。
改めて、この1年の皆さんの尽力に感謝しています。
2022年も、新型コロナウイルス感染症は収束せず、特に第1四半期では、中国におけるロックダウンの影響を受けました。中国では、12月に入ってゼロコロナ政策見直しによる混乱などが発生し、まだまだ気になるところです。
サプライチェーンの混乱や供給制約もあり、自動車などの減産につながったことから、当社グループでも期初の予定通りには生産ができず、歯がゆい思いをすることが多々ありました。
また、緊迫するウクライナ・ロシア情勢や急激な円安進行にともなう、原材料・エネルギー費高騰は、あらゆる物価の上昇につながっています。
外部環境は先行き不透明な状況が続いていますが、従業員の皆さんは、「変化に柔軟に対応」してくれています。
生産部門では、閑散期にしっかり改善活動に取り組んでくれています。
営業部門では、お客様との信頼関係を維持しつつ、原燃料費や輸送費高騰分の売価反映交渉を進めてくれていて、頼もしく感じています。
現場の視察
昨年末のブログで、「来年は、可能な限り海外工場にも足を運びたい」と伝えていました。
モノづくりは在宅では不可能ですし、製造現場で働いている方とは、Face to Faceでのコミュニケーションが大切です。
やはり、「現地現物」が最重要です。
2022年は、各国のコロナ規制も少し緩やかになったことから、感染防止策を徹底したうえで、国内拠点に加えて、アジア・米州・欧州の視察に行くことができました。
10月には海外拠点幹部に来日してもらい、GMM(Global Management Meeting)を4年ぶりに開催することもできました。
この12月上旬には、欧州拠点の視察に行ってきました。
ポーランドやイタリアでは、工場運営の改善に地道に取り組んでくれていることを確認する中で、「他地域で、より効果的な改善事例があるので、それを学んでほしい」とお願いしてきました。
ドイツでは、評価設備を視察。
現地幹部の話をじっくり聞き、最近の欧州事情を共有してもらい、今後どうあるべきかを論議できました。
WEB会議は、スピーディに情報共有をすることができる利点がありますが、空気感や相手の本音の部分と言うのは、やはり対面でのコミュニケーションでないと伝わらないと思います。
これからも私は、感染防止対策を徹底したうえで、事務所や工場訪問を続けます。
社長就任から2年半が経ちました
社長ブログは、現在までで100回以上発信してきました。
これからも続けていきたいと思いますので、従業員の皆さんには、ぜひ読んでもらって、感想や自分の考えを私に伝えてもらえるとうれしいです。
また、Web社内報「みつくみ2(ツー)」もスタートして1年が経ちました。
浸透が進んでいるようで、3,500名以上の方が活用してくれていると聞いています。
これからも時代に合った形でコミュニケーションをしていきたいと思いますし、各職場でもさらにコミュニケーションを充実してもらいたいと思います。
年末年始
私は、例年通り少し体を動かし、リフレッシュして、2023年に当社グループをより発展させることに思いを馳せようと思います。
それでは皆さん、良い年末年始をお過ごしください。
そして、来年も「萬事入精」を忘れずにがんばりましょう!