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2022.12.22 07:34

ティクナットハン・マインドフルネスの言葉@thich17485155

自分を愛することがどれだけ大切か分かった瞬間、あなたは他を苦しめることをやめるでしょう。


ティクナットハン・マインドフルネスの言葉@thich17485155

自分にやさしくすることは、周りの人々への優しさでもあります。自分自身をやさしくいたわっているあなたの姿を見ると他の人々もそうしたくなってくるからです。このように、自分を愛することで他の人々をも愛することができます。ブッダのように差別無く皆を愛することができます。これが無我です。


マノマノ稲穂@manomano_farm·

人間関係はとてもシンプルです。

自分を出せば出すほど、自分に合う人が集まってきます。逆に自分を抑えて殻をかぶっているとその「殻」に合う人が集まってきます。自分の心の声に耳を傾けてその声に沿って生きるとは、あなたが自分らしく幸せに生きる「選択をする」ということなのです。


【樹木希林さんの遺した言葉集「ダメな人もかきわけていけば底にはいいものを持っている」】より抜粋

いじわるの遺伝子と共生しながら

文=桜井美貴子

樹木さんは根源的な孤独と厭世感を抱え、20代の頃から仏教書を耽読していたという。世間的な義理や価値観に背を向け、自由に生きて、静かに燃え尽きる最期を理想とした。

「いつか煙のように消え去っていきたい」

樹木さんがそう語ったのは57歳のとき。一人娘の也哉子さん一家と暮らす家を建て始めた頃だった。その一方で、孫が泣けば飛んでいく自分の変化が予想外だったとも言う。

弱っている人に寄り添い、人を活かすことに全力を注いだ樹木さんだが、自らを「いじわるの遺伝子を持っていて」、「人を裏側から見る性質」だと平然と語り、「見えたものはズバリと相手に言ってしまう」と公言してはばからない。

人を受け入れ、手を差しのべる懐の深さと、人をずぶりと斬る強さが共存していた。

ふと思う。樹木さんは生きるもどかしさを内包しながら、走り続けていたのではないだろうか。

自分はいかに生きていくのか。答えのない問いが熱を帯びたもどかしさとなって、もたつく自分を追い立て、さらに自分を突き破って他人の裏側にも向かったのではないのだろうか。


http://ikoma.cocolog-nifty.com/moritoinaka/2009/09/post-8d37.html 【人の本質は「いじわる」】より

昨日の朝日新聞夕刊の科学欄に載っていた記事。

東京で開かれた脳科学のシンポジウムで取り上げられた研究(大阪大学社会経済研究所)で、「人間の本質はいじわる」ではないか、という仮説が紹介されている。

例として上げられるのは、宝くじで①「自分は1200万円、他人が900万円当たる」のと、②「自分は1260万円、他人が1710万円当たる」のどちらがいい? という設問に、大学生男女30人を調べたら、39%が①を選んだという。 自分の取り分が少なくても、他人より多い方がいいというのだ。

また脳の血流変化を調べる機械で、いじわるされた時は変化がない(当たり前?)のに、自分の利益を減らして相手の利益を増やす「親切行動」を受けると、不審に思って脳の活動が活発になるという。

これらから「人の本質はいじわる行動」という仮説を立てたそうだ。

私には、この仮説がストンと胸に落ちる思いがした。

これまで私が関わったさまざまな局面で、誰もが得をする、いわばwin・winの方策が提案されたのに、不思議なことに反対されることがままあったからだ。

誰も損をしない、得をするのに、なぜその案に賛成しないのか。

全然、理論的じゃない反対理由を並べるのか。

相手の案をちゃんと聞いて検討せずに反対するのか。

とにかく意地になって、案を潰すことに熱中するのか。

私は、その事態を自分なりに納得するのに苦労した。これまで考えていたのは、

1、新しいことに取り組むのがイヤな怠け心

2、多少はあるリスクに対する恐れ

3、提案者との人間関係(感情的反発)

などである。が、ここに「いじわるしたい」という人の心の本質を加えてみると、ものすごく納得してしまった(笑)。

何も自分が気に食わない人物の提案でなくても、とにかく他人の意見は足を引っ張ってやりたいという欲望。

自分が得する分よりも、もっと得する人物がいることへの反発……。

さらに突っ込んで考えると、自分の意見とは違うものが出てきたら、常に拒否するという回路が人の心には設けられているのではないか。だから意見を咀嚼して賛否を考えることなく、反射的に反発する。これこそ「バカの壁」?

この理論で身近な出来事を振り返ると、実によく理解できる(笑)。

常にいじわるしたい、というのは、一種の破滅願望かもしれない。とすると、地域づくりのような活動は、根本的に壁にぶつかるようにできているわけだ。しかも、それは無意識の領域で、本人も気がついていないのだ。

これが、合意形成の難しさの根幹か!

ちなみに研究では、アメリカ人より日本人の方がいじわる好きらしい。その理由として、遺伝子の違いを検証するというが、それよりも宗教教育の関係かもしれない。

 

もちろん、これは仮説。それを受けての私の妄想にすぎない。だが、よいことはみんな賛成するはず、得をすることはみんな喜ぶはず、という常識を考え直すことで理解できる面も多くありそうだ。