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「宇田川源流」【土曜日のエロ】 家出をしてしまう子供たちの「巣」であるトー横が売春観光地になりつつある

2022.12.23 22:00

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 家出をしてしまう子供たちの「巣」であるトー横が売春観光地になりつつある


 毎週土曜日は「土曜日のエロ」の日である。さて、その前に今週のニュースはやはり、豪雪ではないか。

まず雪に関して言えば「六花(りっか)」というのが雪の別な呼び方になっている。雪の結晶が六角形であることからそのように名付けられたようであるが、昔はその結晶がみえたのであろうか。北海道のマルセイバターサンドで有名な「六花亭」は、北海道であるからその六花を使っているということになるのではないか。

それにしてもそのような「風流」なことを言っていられるような話ではなく、その雪が「人を殺す」レベルになっている。そういえば、昔は新潟などの豪雪地帯は「二階に扉がついている」という家があった。何かのどっきりか何かかと思っていたが、実際は、そこまで雪が積もってしまうので、「冬用」の出入り口があるということだと習ったことがある。

なかなか面白いのは、そのような家が無くなってしまったことである。今回のというか近年の豪雪被害について、もちろん異常気象というものもあると思うし、また、温暖化などと言うような話もあるのではないかと思う。しかし、それだけでは無く「便利になったことで都会と同じようにしてしまい、そのことから、昔の知恵を捨ててしまった日本人が都会的な脆弱性を見せている」のではないかという気がする。実際に、同じ豪雪であってもかやぶき屋根で有名な白川郷は、道路は別にしても家で雪の被害が出るというような話が出てくることはないのではないか。そのように考えれば、「豪雪」は、実は昔の方が良かったということがあるのでhなあいかという気がするのではないか。

何か「便利なものが、自然災害を増やしている」ということになっているのではないか。

物事が新しくなることに関して、そのことの弊害というか豪雪の被害のような者が出てきたような気がする。それは新宿の歌舞伎町も同じではないのか。

歌舞伎町「立ちんぼ公園」で見た異様な光景 「トー横キッズ」も流れてくる?

 新宿・歌舞伎町の一角にある「大久保公園」周辺が今、かつてなく賑わっている。路上で客引きをする女性が今秋以降、外国人も含めて急増しているのだ。常時、十数人の女性が立つ状態となり、男性が続々と吸い寄せられている。

 さらには「冷やかし」に加えて、無断撮影者もいて、さながら「売春観光地」の様相も見せている。異常な光景になっていることから、「買春男性の取り締まりを検討するべき」という声も上がる。(ジャーナリスト・富岡悠希)

●冬にもかかわらず「ホットスポット」となっている

 12月上旬の週末の夜、JR新宿駅から徒歩10分程度にある大久保公園に向かう。手袋とマフラーを着用し、ロングコートを羽織ったが、かなり寒い。

 到着した目的地は、外気温と異なり、男女のホットスポットだった。

 数メートルおきに立っている女性に対して、男性が次々と声をかけていく。値段や行為内容を交渉するためだ。そうした様子を少し離れた場所から眺めている男性も、複数目についた。

 20代とみられる男性3人のグループが通りかかる。「お前、あっちの子に声かけてみろよ」「酒飲んでるのだから、勢いでいけるっしょ」。そんな会話を交わしていた。

 別の通りに出ると、外国人女性が数人並んでいた。そのうちの1人は、長身で彫りがかなり深い。同地に集う女性たちを支援するNPO法人「レスキュー・ハブ」代表の坂本新さん(51)は「ブラジル系やシンガポールなどの東南アジア出身者がいるようです」と話す。

 筆者は1年半ほど前、坂本さんの「夜回り」に同行した。その後も取材を続けてきたが、この夜ほど男女ともに人出が多かったことはなかった。

 大久保公園はイベント開催が多い。「激辛グルメ祭り」や「やきいもフェス」はテレビの情報番組でも取り上げられていたが、まったく違う顔だった。

●冷やかしや無断撮影も増えて「カオス化」が進んでいる

4年ほど前から、路上で生計を立てている20代女性のユウミさんも、変化を感じている1人だ。

「買う気もない『冷やかし軍団』は、やめてほしい。こっちだって、暇じゃない。お前らを相手にしている間、ほかの客を取れないのがわからないかな」

 さらに嫌なのが「無断撮影者」だ。男性が増えると共にSNSなどを中心に大久保公園に関する情報発信が増えている。すると、一帯を歩きながら撮影した動画などが、YouTubeにアップされるようになった。

 顔へのモザイク処理もしていないことから、映った女性が特定できる。「まじで、いい加減にしろと言いたい」(ユウミさん)。画像として切り取られて、拡散する懸念もある。

 坂本さんのNPOを手伝っている女性スタッフが映りこんだこともあった。YouTubeに該当箇所の削除申請をしたところ、丸々1本削除されたという。

「彼女(女性スタッフ)は『ちょっとマスクを取ってよ』『靴下を売ってください』などと言われたこともあります。風紀の悪化を感じます」(坂本さん)

●新規客は相場を掴みきれていない

ここ最近、カオス化が進んでいるが、経験値の高いユウミさんにとっては、プラスの側面もある。新しい男性客が増えるにしたがって、客単価を引き上げることが可能になったからだ。

 ユウミさんは路上に立つとき、2、3人の客を相手にして、3、4万円を稼ぐ。月の家賃分を確保したあとは、体調や気分次第で立つようにしている。

 2020年以降、新型コロナウイルスの流行で、世の中は一斉に「巣ごもり生活」に入った。一部のホスト店は売上を維持し続けたとされるが、歌舞伎町の人出は激減した。大久保公園も同様だったが、それでも常連客はやってきた。

 彼らは相場をわかっているから、必要以上に金を支払わない。しかも、ほかの男性客が少ないことから、足元を見透かして値切ってきた。

 今の新規客はネット情報頼りで、相場を掴みきれていない。ユウミさんは、男性に値段を言わせる「営業スタイル」だ。そのため、1人5千円~1万円程度、高い値段を提示している。その分、稼げるという構図だ。

●検挙されても再び戻ってきてしまう女性たち

しかし、ユウミさんら一部女性にプラス面があるにしても、大久保公園がここまで賑わうのは異常事態と言える。

 警察はもちろん、手をこまねいているわけではない。適宜、取り締まりをおこなってきたが、単に検挙するだけでは、ほかに行く場所がない女性は再び戻ってきてしまう。

 そのため、このイタチごっこを断ち切る試みに乗り出した。捜査員らが女性を指導し、福祉窓口につなげ、女性保護施設や生活保護の申請につなげようとしていると報じられている。

 現場で女性を支援している坂本さんは、警察以上に危機感を強めている。これまでは女性の生活苦や路上からの立ち直しを助けてきたが、買い手である男性客にも目を向け始めた。

●支援NPOは「若い女性」が増えてきたことを懸念

買い手側の「買春」行為は、売春防止法で禁止されているものの、罰則は定められていない。そのため、取り締まりはおこなわれていない。

 この現状を疑問視する坂本さんは、次のように提言する。

「『買春』行為への罰則規定を導入し、買春者への取り締まりを検討すべきではないでしょうか。大久保公園では、売春者は女性、買春者は男性の構図です。罰則対象になったならば、こんなに堂々と男性は女性を買いに来ないでしょう」

「女性の生計の手段を奪うことになることから、同時に女性への支援を強化する必要があります。一定期間、たとえば3年程度を1つの区切りとして住居を提供し、職業訓練につなげる。さまざまな理由で職業訓練や就労も難しければ、生活保護など、別の公的支援に頼ります」

「最近は、10代後半から20代前半の若い女性も増えてきました。歌舞伎町にたむろする『トー横キッズ』からも流れて来ていると見立てています。大久保公園は、女性たちにとって『ここに来ればどうにかなる』場所でした。それを『ここに来れば立ち直れる』場所にしていきたいです」

2022年12月17日 8時40分 弁護士ドットコム

https://news.livedoor.com/article/detail/23392450/

 新宿歌舞伎町は、そもそも「歌舞伎座が銀座ではなく新宿来る」ということで、歌舞伎座を見越して先に町の名前を歌舞伎町とするということになったのである。しかし、せっかく町名を変えたのに、歌舞伎座は銀座にとられてしまい、そこで「コマ劇場」を作ったのである。この時に、阪急・東宝グループの創始者である小林一三が抱いた「新しい国民演劇(新歌舞伎)の殿堂を作る」という理念に基づいて創設し田のである。

しかし、そのコマ劇場が2008年に「新宿コマ東宝」と劇場の「シアターアプル」が閉鎖する。そこで再開発するということになったのだが、その後にTOHOシネマズができる。「トー横」とは新宿歌舞伎町、TOHOシネマズ横の通路に溜まる若者たちのコミュニティ「トー横界隈」およびそのエリアを指す言葉になるのである。

しかし、ここに家出少年少女が集まるようになり、そのことから「不良」と「少女売春」の中心になってしまったということになる。ある意味で「無軌道で何をするかわからない」というようなことになる。最も現代の「α世代」の中心になるのではないか。

さて、そもも「家出少年少女」というのは「親」「家」という事が切られている(自分から切れている)のであり、同時に自分のことまでも切らになってしまっているがそれでも生きてゆかなければならない。新宿歌舞伎町には何か宛があってきたわけではないということになるのであるからなかなか大変案所であろう。その子供たちが「どうやって生活費を稼ぐか」「誰に助けてもらうか」ということに、最も簡単な手段である「売春」をするということになる。ある意味で少女売春だからあまり良くはないが、私のようなおじさんからしてみれば、「パパ活」と何が違うのか、女性が青年神青年化ということ意外に大した違いはないような気がする。

そのうえで、これを取り締まるべきというが、そもそも根無し草的な状態でそれを取り締まるということもよくないのかもしれない。

この「トー横」の現象は、まさに、現在の教育や家庭環境の歪みが生んだ内容であると思う。少なくとも昔には、歌舞伎町は「やくざ」はいても、そのような根無し草的な不良は少なかったのではないか。やくざは、別に肯定はしないが、それでも今の根無し草ではなく、親分以下の組織があった。今はそのような組織もなく「個」が対象になっている。それだけに不良の道に誘いやすいし、売春などもしやすい。それだけに、ここが「梅毒」拡散の中心に地になっているというような話にもなっている。

この場所がどのようになっているのかということになるが、特に年末年始が大変なのではないか。そんな気がするのである。若者の行動をしっかりと見ておかないと、取り締まりも何もできないということになりかねない。