RVF750 (RC45) 1994

ＲＶＦ750（ＲＣ45）　1994y

　ＦＩＭの'94年からのスーパーバイクレギュレーションに適応させるべく開発された、ＲＣ30の後継機種。新設計のパワーユニットは、軽量・コンパクトな水冷４サイクルＤＯＨＣ４バルブＶ型４気筒エンジン。これに電子制御燃料噴射装置「ＰＧＭ-ＦＩ」をはじめ、パウダーメタルコンポジットのアルミシリンダースリーブ、チタンコンロッド、サイドレイアウトのカムギアトレーン等を採用。アルミフレームももちろん新設計で、倒立式フロントフォーク、フルアジャスタブルの前後サスペンション、アルミ製16インチフロントホイール／17インチリアホイールなど、随所に最新メカと軽量パーツを採用するなど、とてつもなく高い戦闘力を秘めたスーパーナナハンだ。一応、公道走行も可能だが、車体もエンジンも'93年型のワークスＲＶＦをそのまま公道用にしたと言って過言ではなく、チタンコンロッドやフューエルインジェクションなど、レース用メカがそのまま使用されている。200万円という価格も、造りを考えれば納得。

ＲＶＦ750 （ＲＣ45）1994y

エンジン：水冷 4サイクルＤＯＨＣ 4バルブＶ型 4気筒 総排気量：749cc ボア×ストロ−ク：72×46mm 圧縮比：11.5 最高出力：77ps/11,500rpm 最大トルク：5.7kg-m/7,000rpm 始動方式：セル クラッチ：湿式多板 変速機： 6段（1:2.400 2:1.941 3:1.631 4:1.434 5:1.291 6:1.192 ）全長：2,110 全幅：710 全高：1,100 シ−ト高：770 軸間距離：1,410 地上高：130mm 重量：189kg 燃料タンク容量：18　 キャスター：24°30′トレール：92mm タイヤサイズ：（ｆ）130/70-16 （ｒ）190/50-17 価格： 200万円