【活動報告】第14回働く天使ママ座談会を開催しました
今年最後の座談会を12月18日(日)に開催しました。定員を2名とし、少人数での開催でした。
頂いたご感想と他の働く天使ママに伝えたいメッセージの一部をご紹介します(掲載ご許可を頂いています)。
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★ご感想★
赤ちゃんを亡くした悲しみや将来への不安な気持ち、無事に出産している人への嫉妬心など、一言では言い表せない感情を全て吐き出したいと思いながらも、家族や友人に話してもかえって心配をかけるかもしれない、また共感してもらうのは難しいだろうと心を閉ざしていました。今回の座談会で似たような経験を持つ方に、抱えていたドロドロした気持ちを共有することで、少しだけ心が軽くなったような気分になりました。
★メッセージ★
目に見えないもので、信じがたいですが、亡くなった子を感じる瞬間がきっとあると思います。それを大切に。もっとそのことを話せる社会になるといいですよね。
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この度はご参加ありがとうございました。
今回はご経験等を限定せず開催しました。他の参加者のご経験やご経験からの時期などがわからない中で参加されることの不安、こんなことを話して大丈夫かなと遠慮してしまったり、うまく話せなかったな、と思われることもあるかと思います。
座談会の「お約束」として、『赤ちゃんとお別れした時期・経緯、また現在の状況も様々ですが「愛するわが子とお別れした」という共通の思いを大切にしてお話ししましょう』とお伝えしています。
「共通点」があることで話せることがある、わかってもらえる、一人じゃないと思える一方で、同じ赤ちゃんとお別れした人同士でも、やはり「違い」があります。グリーフは本当に個別のもので、一人として同じではない、それを知ることもまた、座談会の意義だと思います。
日の浅い方のお話を聞いて、「自分も前はそうだったけれど今はこんな風に変わっているな」と気付いたり、少し時間が経った方のお気持ちを聞いて、「自分もあんな風に思えるようになるのかな」と少し先の姿が見えて安心したりなどの気づきがあるかもしれません。
違いがあっても、ご自身の想いを安心してお話しできる場所・時間を作り、ご参加いただく皆様が少しでも参加して良かったと感じていただけるように、私たちも日々、勉強・精進して参りたいと思います。
また次回開催が決まりましたらご案内いたします。
yuka