スポーツ障害(野球肘)
2018.04.09 00:57
おはようございます 今日から学生たちは新学期・入学式です 始まったなと思う 魚です
とある野球少年の肘について今日は話していこうと思います(-ω-)/
下記の写真を参考として話します
(高校生・野球部・オーバースロー・左投げ・ピッチャー)
写真を見てすぐわかるように左腕が右腕に比べて曲がらなくなってことがわかります
これは肘関節の関節可動域がなんらかの問題により制限が起こっている状態です
右腕と同じように左腕を肩部に手をつけようとすると、肘関節を中心に強い痛みが発生して写真の角度までしか曲げることができません
前腕も左右差があり、左前腕近位部が肥大しています(特に尺骨近位部が広がっています)
次のことから考えらえる事は肘関節の本来ないといけない定位置に骨が構成できてないのではないかと思われます そのため不調和が生じ関節運動が正常に行われなく、関節可動域の制限が生じていると考えられます
処置としては安静・アイシング・整復(骨の位置調整)が効果が高いです(';')ナルホド
自然治癒力で長い時間(年単位)をかけて徐々に治癒していくこともありますが部活動等で練習が毎日続けている子達にはそれは望めません
疲労骨折や剥離骨折も野球肘には併発してる事が考えられるので病院に行きレントゲンを撮って骨の状態確認は必須です( ゚Д゚)ヒッス
楽を推奨するわけではないですが、このように障害が発生している方は練習の難易度を落として痛みが治まるまでは治療に専念し手術になるようなことは避けてもらいたいものです