いつもの通勤路
「発想のヒントは日常にいくらでも転がっている」
「普段見慣れたものでも、自分の意識次第で新しい発見がある」
アイデア発想法の本なんかを読んでいると、よくそんなことが書かれています。
まあ、そうだろうなと思いつつ、これまで実際に試したことがなかったので、
歩き慣れた最寄駅までの道のりを、
いつもより注意深く観察しながら歩いてみることにしました。
すると、自分が思っていたよりも新しい発見があって、
ほうほう、実際にやってみるもんだなあと。
土地勘のない人にとっては「なんのこっちゃ?」というのは重々承知なのですが、
その成果をいくつかご紹介したいと思います。
①家の近所のお地蔵さん
家から30秒くらいのところにあるお地蔵さん。
というか、ずっとお地蔵さんだと思っていましたが、
よく見てみると腕が6本ありました。
ってことは阿修羅さんか。失礼しました。
そして、お供え物にはワンカップがずらり。
なかなか異様な光景です。
ちょっと気になって阿修羅について調べてみると「禁酒の神様」とのこと。
我が街の阿修羅さん、大丈夫なんでしょうか。。
②小学校フェンスのイラスト
通勤中は特に注目することもなかったこちらのイラストですが、
よくよく見てみるとどこか違和感が…。
なるほど、左手と左足が同時に出てる。
ちょっと前に流行ったナンバ走りでしょうか。
わたくしサッカー経験者ですが、この体勢ではドリブルはできません。
ドンマイです。
③俳句の盛んな街
続きまして、我が街は「俳句」に力を入れていることを知りました。
中学校の校門横に置かれた謎のポストです。
こちらにて常に俳句を募集しているそうです。
過去の入賞作品もいくつか張り出されていましたよ。
素晴らしい俳句ですね。
それにしても「解説」がそのまますぎてジワジワきます。
④お花咲かせ隊
そして、今回の一番の収穫は、「お花咲かせ隊」の存在を知ったことです。
確かに、いろんなところに花壇が置かれてるなーとは思っていたのですが、
人知れず、街の景観のことを考えてくれていた人たちがいただなんて…。
ありがとう、お花咲かせ隊。
暖かくなり、一気に花が咲き始めたことで、
街のみんなに彼らの活躍を知らせてくれたわけですね。
とまあ、いつも通勤している10分ほどの道でも、
ちょっと視点を変えてみるだけで、
新しい発見だったり、ツッコミどころだったり、
なかなか興味深いものが転がっているものだなと。
報告は以上となります。