早雲。
AlexのSupra35(26インチ版)の入荷に伴い、バシバシホイル組ませて頂いてた今週。
で、リムは珍しいので御用命頂く訳ですが、ハブは手持ちの中古なり新品なりをお持ち込み頂く事が非常に多う御座います。
「スモールパーツが入手し易い」という点を評価し弊店もお勧めする「Hope/Pro4」とかは最早定番。
現在は国内代理店が無い(と思う)ので、Hopeを使う=持ち込みという構図。
少し珍しめな「Onyx-racing」も持ち込まれたりしまして、無段階ノッチのスプラグクラッチを弄びながら「お〜」とか言いつつ採寸&スポーク長算出。
しかもその対となるフロントハブは同じくOnyxなれど久し振りに組むレフティー、しかも「出た!」って感じのスーパーマックス。
専用ホイル組治具なんて高尚なモノは持っていないので、原始的な方法でウホウホ・・・ウホ?ウホ!と組み上げて行き、さて次は何方様のホイルをどのハブで組むんだっけか?と整理してみると。
あ。
在庫使い切ってしもうた。
という事で8ヶ月も待って入荷したスープラ35(26インチ版)ですが早くも底をついてしまい、次回入荷まで再びボーッと待つ日々が始まります。
今回入荷分のラスト1ペアをお買い上げ頂けたお客様がこんな事を仰られました。
「26+、人気あるんですね」
アメリカンジョークでしょうか?
人気とか以前の問題で根本的に認知されているかすら怪しい、そんな隅っこ倶楽部ゆえに部材選択肢も入荷量も少ないというだけの事。
弊店が100本くらいオーダーすれば数年は欠品知らずになるのでしょうが、欠品する前に店が潰れてしまうのでそんな事はまた来世にでも。
まぁそんなこんなで輸入商社さんが動く程の市場では無いとは言え26+というサイズが正解だと考える方はユーザー&販売店共に一定数居られる様で、国内展開予定無し!と切って捨てられたMaxxisの26+タイヤ「Minion DH 26x2.8」を100本仕入れた強者ショップさんがあるそうです。
お客さんが購入&持ち込み頂き取り付けさせて頂いたので何は無くとも採寸採寸・・・ハイ、スープラ35にセットしてノブ-ノブ約66mmといった所でしょうか。
表記は同じ26x2.8といえども、WTB/Rangerとは全く方向性の違うタイヤですね。
いきなりバーン!と増えてくれとまでは申しませんので、MTB業界の片隅で少しづつボチボチと、26+の根が生えればなぁと思う次第。