【報告】風船バレーde交流会を開催しました
皆さまこんにちは!
今日は10月29日(土)に開催しました風船バレーde交流会のご報告です。
なんと、SMA SHIP3年ぶりの対面イベントとなりました!
コロナ禍でオンラインイベントを行ってきましたが、
「やっぱりみんなに直接会いたい…!」
この思いは実行委員一同いつも変わらずありました。
完全に日常に戻った状況とはいえず、実施してよいものか一同話し合いを重ねましたが、感染状況を直前まで見つつ、しっかりと対策を行い、開催することを決めました。
今回は年齢制限がなく、小学生から大人の方、そしてご家族やヘルパーさん、ボランティアさんまで、たくさんの幅広い方々が参加してくださいました。
久しぶりに会うメンバー。
初めましての方々。
オンライン以外で初めて会う仲間。
会った瞬間たくさんの笑顔があふれ、やっぱり直接会えるっていいな、と改めて感じた瞬間でした♪
今回の企画「風船バレー」は、障害のある人もない人も、子どももお年寄りも、みんなが楽しめるスポーツです。
ルールは簡単で、チームのメンバー全員に風船を繋いでから、相手コートに風船を返すのですが、これがまた簡単そうに見えて難しく、白熱するんです!
まずはチームごとにラリーをしながらウォーミングアップ。
実は私、ゆーちゃん初体験でしたが、あんまり動けなくてちゃんと風船返せるかな…と、実はちょっとドキドキ。
ですがそんな不安は嘘のように、ポンポンと弾みよく回ってきた風船は、私の頭にちょんと当たり、そのまま次へ繋がれていきました。
この、頭にちょんと当たる感覚が、しっかりと自分もラリーの一端を担っていることが体で感じられて、とっても心地が良いんです。
私が今までやったスポーツといえば体育の授業くらいですが、介助者に腕を支えてもらいながらボールを投げたりといった感じで、いまいち”自分”が参加している感覚になりきれずでした。
ですが、この風船バレー、腕で打ち返さなくても、風船に向かって少し移動し、体に当たればラリーが続きます。
自分自身に可能な動きだけで参加ができることが何より嬉しかったです!
そしていよいよ本番…とその前に作戦会議。
「○○さんは前からアタックがやりやすい?」
「じゃあ○○さんがこっちで、△△さんがこっちに立つといいかも!」
風船バレーはハンディプレイヤーとアドバンテージプレイヤーの組み合わせでチームが構成されますが、こういった会話が自然と生まれるのも素敵なところです。
皆それぞれ得意な部分、苦手な部分があり、お互いがお互いを思いやって、皆にとって一番いい方法を皆で探していく中で、とても温かい空気に包まれました(˶◜ᵕ◝˶)
そして試合開始!
手で打ち返したり、頭やひざに当てたり、それぞれのやり方で白熱プレーが続きます。
「○○ちゃんナイス~!!」
「いいよいいよー!」
「ファイト~」
様々な声が飛び交い、パワーがみなぎりましたっ☆
試合は5分ほどですが、程よい疲労感。
プレイヤー交代で休憩中は、応援しながら色んな人とお話しできるのも楽しみの一つです♪
私はしゃべりすぎて声が枯れちゃいました(笑)
全試合が無事終了し、皆さん程よく疲れつつも、笑顔いっぱいの様子でした!
私もいい汗をかき、久しぶりのスポーツに大満足☆
やっぱり体を動かすのっていいですね♪
じっくり語り合う、いつものSMA SHIPのイベントとはひと味違うもので、初挑戦になりましたが、こういった企画もまたやっていけたらいいなと思います!
ご参加いただいた皆さま、そしてご協力くださったボランティアの皆さま、本当にありがとうございました!
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以下、参加者さまからいただいた感想を一部抜粋して掲載します
・本来、SMA SHIPは18歳以上の会だと思いますが、そんな中、ゲスト参加することができて、なかなか機会のない、同年代のSMAの方と知り合えたのは、大変良い機会となりました。 またみなさんとふうせんバレーを通じて交流でき、とても充実した時間で、はじめての方々もあれだけ短時間でできるようになるのは、ふうせんバレーの素敵なところだと思い、運営企画に携った方々に感謝します。 娘も相当満足で楽しかったと帰り道に話しておりました。
・学生時の体育の授業ぶりですごく楽しめました!対面で皆さんとお会いできたことに前半は緊張してしまい、場に馴染めるか心配でしたが、すぐに馴染めて良かったです。 SMA仲間同士で情報交換できたのもすごく良かったなと思います。 また次回もこのような機会があれば、参加させていただきたいと思います。 ありがとうございました。
・車椅子だけでなく自身の身体も動かせて、ルールも簡単で楽しかったようです。