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『ボカ共和国見聞記』を読了

2022.12.25 07:29

亡き父の書棚に置いてあった『ボカ共和国見聞記 〜 知られざるアルゼンチン』を読了!

僕が生まれるよりも10年以上前に、民間人として初めて駐アルゼンチン日本大使としてブエノスアイレスに住んでいた津田正夫さんが、50年近く前に出版された本なので、今のアルゼンチンというよりも、世界一豊かな国と言われたアルゼンチンの名残りを味わえる本でした。
(1920年代のアルゼンチンは世界5位の経済大国)

津田さんは通信社に働いていた時にもアルゼンチン駐在をしていて、その後のアルゼンチン大使だった時代を合わせると、合計12年間アルゼンチンに暮らしていたそうで、、、

僕の父は最初の駐在が5年間、社長として戻った時は7年間、アルゼンチンに駐在だったので、それも合わせて12年間!

(僕は父の最初の駐在にくっついていったので、1972〜1977年の5年間をブエノスで過ごしました。)

幼い頃の記憶や父から聞いた話を思い出しながら読み進め、とてもノスタルジーを感じる時間でした。

ちなみに、タイトルにあるボカ共和国(República de La Boca)というのは、マラドーナが在籍したことでも知られるボカ・ジュニアーズがあるボカ地区にある民間の組織(協会?)のこと。著者はそこで勲章をもらったそうで、そんなエピソードも書かれていました。

さて、、、来年のいつアルゼンチンに行けるかなーー