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江戸町巡り

【本所②】本所新町

2018.04.10 03:47

町名:本所新町 一~六丁目、表町、仲町(中町)、新町

読み方:ほんじょしんちょう Honjo-Shinchō

区分:町丁

起立:江戸期

廃止:1872(明治5)年

冠称:「本所」

後身:本所若宮町本所北新町

現町名:墨田区本所二・三丁目、石原二・三丁目、東駒形二・三丁目

概要:もとは本所内の荒地・沼地であった。1696(元禄9)年、御賄陸尺295人の大縄拝領町屋敷に仰せつけられた。『北本所大川ヨリ横川辺右石原北割下水迄 : 天保一一年八月ノ形』には「御賄方大縄町屋敷」、「小間遣大縄町屋敷」とある。

1728(享保13)年の大水の際に詳細な記録は失われたが、新規の町屋であることから「新町」と称したらしい。町の本所北割下水(現・春日通り)より北方通りを俗に「表町」、「仲町(中町)」と称し、南は南から北へ一~六丁目があった。『本所繪圖 : 嘉永新鐫』では「石原新町」とあり、『大江戸今昔めぐり』では「御賄方本所新町」とあるうちの、現・石原三丁目交差点の東の道に「里 石原新町」とある。

慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1869(明治2)~1872(明治5)年、本所北割下水を境として南側は本所若宮町、北側は本所北新町に分裂し消滅。現行の本所二・三丁目、石原二・三丁目、東駒形二・三丁目。

撮影場所:本所新町二丁目

撮影地:墨田区石原三丁目34番(不明)

カゝ丁 表町