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「宇田川源流」 今年もあります「日本の10大ニュース」

2022.12.28 22:00

「宇田川源流」 今年もあります「日本の10大ニュース」

 さて今年も年末になって日本の10大ニュースの話になった、いつもの読売新聞社の統計からそのままここで使わせてもらっている。

 さて、今回の内容は以下の通りとなっている。なお、10大ニュースの解説に関しては、一段落炎ですべてカットしている。しっかりとしたものを見たい人はサイトに行って是非ご覧いただきたい。

読売新聞発表「日本の10大ニュースより抜粋」

【1位】安倍元首相撃たれ死亡

奈良市の近鉄大和西大寺駅前で街頭演説をする安倍晋三・元首相(7月8日)

 安倍晋三・元首相が7月8日、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で参院選の街頭演説中、背後から近づいた無職の男に銃撃され、死亡した。

【2位】W杯日本代表16強

 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、森保一監督率いる日本代表は、強豪のドイツ、スペインを撃破し、日本中を熱狂の渦に巻き込んだ。初の8強入りはならなかったが、世界に日本サッカーの進化を示した。

【3位】知床観光船 沈没事故

 北海道・知床半島の沖合を航行していた観光船「KAZU I(カズワン)」が4月23日、「船首が沈んでいる」との通報を最後に消息を絶ち、6日後に水深約120メートルの海底で船体が見つかった。沈没事故により、乗客乗員のうち20人が死亡し、6人の行方がわかっていない。

【4位】大谷 2桁勝利2桁本塁打

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平が、8月9日のアスレチックス戦に先発投手兼2番指名打者で出場して10勝目を挙げ、「野球の神様」と呼ばれたベーブ・ルース以来、104年ぶりとなる「2桁勝利、2桁本塁打」を達成した。10月5日の試合では、現在の

 

【5位】村上 56本塁打・三冠王

 プロ野球・東京ヤクルトスワローズの村上宗隆が10月3日、横浜DeNAベイスターズ戦で、シーズン56号となる本塁打を放ち、1964年の王貞治(読売巨人軍)の55号を超え、日本選手の最多本塁打を更新した。

【6位】円安1ドル150円突破

 日米の金利差拡大を背景にドルを買って円を売る動きが優勢となり、10月20日の東京外国為替市場で円相場が一時、1ドル=150円台まで下落した。バブル期の1990年8月以来、約32年ぶりの円安水準を更新した。政府・日本銀行は急激な円安を食い止めるため、円買い・ドル売りの為替介入を実施。9月下旬から10月末にかけて、総額で約9兆円を投じた。

【7位】北京五輪 冬季最多メダル

 2月4日に開幕した第24回冬季五輪北京大会で、日本選手団は、冬季大会で最多となる計18個(金3個、銀6個、銅9個)のメダルを獲得した。2018年平昌大会の13個を上回った。

【8位】旧統一教会 政治問題化

 安倍晋三・元首相の銃撃事件をきっかけに、「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)による高額寄付被害が明らかになった。選挙などを通した政治家と旧統一教会との接点も相次いで浮上し、政治問題に発展した。

【9位】藤井竜王 最年少五冠

 将棋の藤井聡太竜王が2月12日、王将戦七番勝負で、渡辺明名人に4連勝してタイトルを奪取した。19歳6か月で、史上初となる10代での五冠を成し遂げた。10~12月に行われた竜王戦七番勝負では初防衛に成功。王位、叡王、王将、棋聖とあわせ、五冠を堅持した。来年1月から羽生善治九段と王将戦七番勝負を戦うほか、今期の棋王戦や名人戦でもタイトル挑戦の可能性が残っており、史上初の八冠への期待が高まっている。

【10位】コロナ感染 1日10万人

 新型コロナウイルスの「オミクロン株」が年明けから流行し、感染拡大の第6波のピークを迎えた2月5日、国内の1日の感染者数が初めて10万人を超えた。夏には、感染力の強い同株の新系統「BA・5」が猛威を振るった。7月14日には感染者の累計が1000万人を突破し、同23日に1日の感染者数が初めて20万人を超えた。

https://www.yomiuri.co.jp/feature/top10news/20221223-OYT8T50087/

 さて、見ていただいてわかるように、やはりダントツで「安倍元首相の暗殺」ということが1位だ。今年は日本のニュースの1位と、世界のニュースの1位は、あまり問題なく、安倍元首相とウクライナで決まりであろうと思っていたが、その通りになっている。ちなみに「世界のニュース」については、明日やるのでぜひ見ていただきたい。

 安倍元首相のニュースに関しては、本当に様々なところで私も書いているし、また、多くの人が書いていると思うので、さすがにここで再度見る必要はないような気がする。ただし、今年はこの影響で統一教会の話が出た(【8位】旧統一教会 政治問題化)が、実際にそれだけではなく、「安倍元首相」がいなくなったということに関しては様々な影響が出てくるものと思われるので、その内容をどのように考えてゆくのか、それは来年以降の課題になったのではないかと思う。

 さて、まずは全体として「スポーツをはじめとした明るいニュースが多い」ということがいえるのではないか。

 【2位】W杯日本代表16強・【4位】大谷 2桁勝利2桁本塁打・【5位】村上 56本塁打・三冠王・【7位】北京五輪 冬季最多メダル・【9位】藤井竜王 最年少五冠と、ベストテンのうつの半分がこのような目出度いニュースになっているのは、ある意味でコロナウイルス禍の中で何か明るいニュースをみんなで探していたということにほからないないのではないか。またアスリートや藤井聡太竜王も、さまざな意味でその国民の期待に応えた姿が見て取れる。ちなみにワールドカップが2位に来たのは12月に行われたからであり、その価値は7位の冬季オリンピックとあまり変わらないのではないかという気がする。

 このほかにも、「15位 ロッテ・佐々木朗希が完全試合」「18位 夏の甲子園で仙台育英優勝、東北勢初」「21位 オリックス26年ぶり日本一」「30位 北京パラ、日本勢メダル7個」などスポーツの話題には事欠かない。特に私がと起筆したいのは、仙台育英高校の優勝監督のインタビューの「青春は密」という言葉である。本当に様々な苦悩がすべてこの中に詰まっていた気がしてならない。それを乗り越えた先の栄冠であるだけに、特に価値を感じる人が少なくないのではないか。

 それにしても大谷選手は素晴らしい。私もブログの「日本万歳!」で何回か取り上げたが、やはり日本人の模範となるべき、少なくともアメリカにおいて日本人の看板として活躍して食えるところがあって何ら問題がない人であることは間違いがないのではないか。同様にワールドカップの日本チームがロッカールームをきちんと清掃して、折り鶴を残して帰ってきた話なども含め、スポーツでの活躍が日本人の「マナーや国民性を広く世界に知らしめた内容」になっていたのではないかと行く気がするのである。もちろん、ワールドカップではすでに名物になりつつある、日本人サポーターのごみ拾いを含めて、日本人のすばらしさが多く見えた2022年ではなかったか。

 一方、その日本人も崩れてしまえば、【3位】知床観光船 沈没事故、のような事件が発生する。このような事故は二度と起こさないでもらいたいものだ。

 さて、今年の10大ニュース。末尾には30位まで御すべて出すつもりでいるのだが、その内容を見ながら皆さんは何を感じるのであろうか。来年こそ良いニュースばかりにしたいものである。

1~30位ニュース一覧

(数字は得票数。カッコ内は有効投票に占める割合)

1位 安倍元首相が撃たれ死亡、9月に国葬 24,254(91.2%)

2位 サッカーW杯で日本代表熱戦 20,059(75.4%)

3位 知床観光船沈没事故 17,601(66.2%)

4位 大谷翔平、ルース以来の2桁勝利2桁本塁打 14,690(55.2%)

5位 ヤクルト村上が56号本塁打、三冠王 14,085(52.9%)

6位 32年ぶり円安、1ドル=150円突破 12,708(47.8%)

7位 北京五輪、日本勢のメダル冬季最多 12,374(46.5%)

8位 旧統一教会が政治問題化、文科相が質問権行使 11,237(42.2%)

9位 藤井聡太竜王が最年少五冠 10,106(38.0%)

10位 新型コロナ感染者、1日あたり10万人超え 10,005(37.6%)

11位 物価高騰、商品値上げ相次ぐ 8,761(32.9%)

12位 改正民法施行、成人年齢18歳に 8,411(31.6%)

13位 五輪汚職、組織委元理事ら逮捕 8,220(30.9%)

14位 3歳女児、通園バスに取り残され死亡 7,413(27.9%)

15位 ロッテ・佐々木朗希が完全試合 6,773(25.5%)

16位 北ミサイル発射相次ぐ 6,215(23.4%)

17位 山口・阿武町が4630万円誤給付 4,754(17.9%)

18位 夏の甲子園で仙台育英優勝、東北勢初 4,308(16.2%)

19位 アントニオ猪木さん死去 4,241(15.9%)

20位 宮城・福島で震度6強、新幹線脱線 3,498(13.1%)

21位 オリックス26年ぶり日本一 3,348(12.6%)

22位 作家・元都知事の石原慎太郎さん死去 3,335(12.5%)

23位 沖縄本土復帰50年 3,313(12.5%)

24位 大学入学共通テスト、問題流出 3,032(11.4%)

25位 辞任ドミノ、閣僚更迭相次ぐ 2,976(11.2%)

26位 羽生結弦、プロ転向を表明 2,867(10.8%)

27位 iPS細胞で慶大が世界初の脊髄治療 2,648(10.0%)

28位 KDDI、全国で通信障害 2,636(9.9%)

29位 「ドライブ・マイ・カー」が米アカデミー賞 2,548(9.6%)

30位 北京パラ、日本勢メダル7個 2,323(8.7%)

https://www.yomiuri.co.jp/feature/top10news/20221223-OYT8T50087/