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免疫細胞と癌転移

2018.04.10 08:49

フェースブック・池内 秀暢さんの投稿記事です。

先日7日の土曜日に名古屋にて、いずみの会の講習会にお招きいただきお話をさせていただきました。

タイトルは・・・・

「ツボにはまれば ガンの自然退縮は、しばしば起きる」 です。

冒頭に、患者さんから・・・「ガンは免疫を高めて治す」という戦略が一般的で、多くの方や医師も、免疫力にてガンを叩いて行こう・・・・と・・・・。 そのようなお話がほとんどではないでしょうか・・・・

しかし・・・・私は全く逆の意見なんです…・馬鹿な…とお思いでしょうが…

ここで問題提起をさせていただきました。

①ナチュラルキラー細胞や樹状細胞などの高価な免疫療法・・・この奏効率が極めて低い。

②リンパ節は免疫臓器でもあります。 ガンはどうして、敵のスタンバッている免疫細胞がいるところに、わざわざ転移をするのか?

③日本人も大腸がんが増えていますが、大腸は・・・これも免疫細胞が集中しているところ。 何故そのように免疫細胞がいるところにガンが増えているのか?

免疫を高めてガンを治すという戦略そのものに問題があるのではないか?  むしろ・・・・「免疫力」という言葉の意味が、白血球の数や活性度を表すならば、免疫力は低い方がいい!!  と、お話しさせていただきました。

多分…・こんな事を言う自然療法家は、希少だと思いますし、世間の真逆の理論なので、疑問に思って当然だと思います。

(医学的根拠があることです)

そこで・・・悪くなっている患者さんのマーカー値と白血球数を時系列でデーターをお示ししました。

また・・・・マーカーが低下して良くなっていると思われる患者さんの同様のデーターもお示しさせていただきました。

ガンと言う病気は・・・・大本をたどれば遺伝子の関係する病気です。 そこで、「エピジェネティクス」という比較的新しい学問から、ガンは遺伝子の突然変異ではなく、自己増殖の遺伝子を稼働させた状態の遺伝子形態をとっている細胞で、「変異」ではなくて、「変化」ではないのか?

その遺伝子の「変化」がなぜ起こるかというと、細胞内外環境に、細胞が生きて行くために適合するために自らが遺伝子を適合させた細胞が、私たちが厄介者扱いをしている「ガン細胞」

ではないのか?

このようなお話をして、実際にこの数年間で、ガンの自然退縮が医学的医師の判断のもと、退縮した方の実例をご報告をさせていただきました。

理屈より・・・結果です。

後半は・・・細胞内外環境が非常に細胞が生きて行くのに困難を強いられるいくつかの条件をお話しさせていただき、その解決法も簡単でしたがご提示させていただきました。

全国のガン患者会でも、特に有名な「いずみの会」ですが、遠方の方は、福岡から来られていました。 さすがに・・・いずみの会だな・・・・と、あらためて存在の大きさを感じ取りました。

今回お呼びくださいました、小松理事長さん・・・はじめ、運営スタッフの方々には・・・・ お話をさせていただく機会を与えられたことに感謝申し上げます。

大変お世話になりました。 ありがとうございます。


もしかして「免疫力を高めて」という在り方は闘う在り方であり、意識を癌にフォーカスし、増殖活動を活性化する在り方と言えるのではないでしょうか?の質問に回答をいただきました。

意識レベルは別にして、免疫反応が起きるという事は・・・炎症がしばしば発生して、その炎症によりガンになっていく・・・または、増殖要因の一つになるという事です。

きわめて論理的であり、当たり前の事なんですが・・・・だから白血球の数は正常範囲内で、低い方がいいという事です。

白血球を下げないといけないのです。 と・・・・考えています。またご指摘の通り、闘う意識は、意識波動にも影響を与え、自律神経系やホルモン系以外に、波動的にガン細胞などに関与していると思います。