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相模原の子どもと教育を考える会

相模原なるほど学校クイズ【16】

2022.12.26 13:42

先週終業式を終え、子どもたちは冬休みに入りましたね。

終業式と言えば、、、そう、通知表!

今回は、その通知表に関するクイズをサッカー大好きさんが作ってくれました。

 Q. 通知表、あゆみで成績を出すのを辞めた市、学校がある。

 ①○ ②×

答えは画像の下にあります。

《答えと解説》

答え:◯

解説:茅ヶ崎市のある学校では、成績を出すのをやめている。数字で自分を測られることを子どもたちはどう感じているのだろうか?

通知表を出すか出さないかは学校裁量になっている。


解説で取り上げられた茅ヶ崎市の小学校に関する記事を紹介します。

私は、通知表作成は義務ではないと言うことは知っていました。そして、多忙な先生の業務jけいげんのためにも義務ではないならなくてもいいのに、と思っていました。しかし、廃止した場合の子どもたちへの影響や効果までは深く考えたことがありませんでした。

紹介した記事には「他人と比べない」ことの大切さが書かれています。ここに私は強く賛同します。他人と比べた点数での評価ではなく、「以前の本人」と比べて前進・成長していくことが子どもたちの学びの意欲にもつながると思います。

小学校では2020年度から通知表の観点に「主体的に学習に取り組む態度」というものも加わりました。(以前は「興味・関心」でした)「主体的」って、各々の性格やクラスの雰囲気はもちろんのこと、先生の主観も多少なりとも入ってしまうと思うんです。それを含めての通知表なら、なくてもいいかな、なんてふうにも思います。

ただ、保護者としては、教科ごとの理解度を把握するのに通知表はとても便利なものなんですよね。普段のテストや宿題などを気にしてチェックしていれば済むことではあるのですが。

通知表を出すかどうかは自治体で決めることではなく、学校ごとに判断することになっているそうです。教職員と保護者で、子どもたちの最善の利益のためにどうするのがいいのか、話し合うことができるといいのでしょうね。