文字式のルール。
2018.04.10 15:15
中1の数学の授業は、文字式のルールに
関する内容に入りました。
例年方程式に入ってから躓きがちになる子は、
数量を表す式に関する理解、つまり、
数式のまとまりに単位をつけて、
まとまりとして量を見ていく技術が
欠けているということです。
もっと簡単に言えば、( )の意識が
足りないということです。
はっきり言って、学び始めの頃は
積極的に( )をつけて物事を考えるべきです。
ここからここまではまとまっている、と
頭でしっかり理解しながら数式を考える癖を
習得していくべきであり、方程式の計算が
できること、というのは別にもっともっと
後でも構いやしないのです。
そういったことを学んだ後に、
今日は文字式の表記ルールを学びました。
やはり整数1を書いてしまう初期にありがちな癖や、
(x+y)のようなまとまりの量をどこに位置づけるかという
迷いみたいなものが見られていましたが、
すぐにそういった迷いも修正されてゆきました。
あとは、ウィンパスを使って再度復習を行えば、
すぐにでも方程式の計算へ入っていく用意が整います。
今年の1学期の目標は、方程式を自由に立式できるだけの
深い理解を数学の中に作っていくことです。
ここをクリアーすれば、あとは幾何の内容に大きく
時間を割きながら、応用問題までしっかりと
解いていける実力が備わっていくでしょう。