ドキドキの写真教室
英語教室の授業がもうすぐ終わるので、何か新しいことをしなければ!と写真教室に申し込んでみました。英語のクラスだったら参加者は外国人だし、英語が下手でも平気ですが、英語以外のクラスとなると、参加者はアメリカ人。ちょっとドキドキでしたが、写真のことも勉強できるし、なんなら英語の勉強にもなるし、一石二鳥だ!ということで参加してみました。
ベルギーにいた時も、大好きなビールのこととなると醸造の小難しい説明もフランス語でも不思議と分かりました。日常会話はよく分からなかったんですが笑。自分の好きな分野だとそれなりに知識もあるし、外国語でも意外と分かるもんです。学生の時に、素材メーカーのスペイン語通訳のバイトをしたことがあって、通訳している私はよく分からなかったのですが、日本とスペイン側のメーカーさん達は私の拙い通訳でさらっと商談を進めていたのを思い出しました。
アトランタには多くのフォトスタジオ兼学校のようなところがあるのですが、私の行動範囲内では、エモリー大学の生涯学習コースとASOP(Atlanta School of Photography)という写真の専門学校が近かったので、スケジュールと予算の都合上、ASOPの方に決定。1コマ2時間で40ドルと結構安い。某大学の英会話教室より安いです。
参加者は10人ほどで(アジア人は私のみ)、カメラ歴、自分の使っているカメラ、どんな写真を撮るのが好きか、を自己紹介で述べていきます。写真と一口に言ってもいろんなタイプのものがあり、撮る分野によっては求められる技術もまったく違います。先生はコスプレ写真の専門で、作品を見せてもらいましたが、本当にプロ!映画のポスターみたいにすごくカッコイイ写真ばかりで興奮してしまいました。
生徒はみんな感じがよくて楽しくやっていけそう。ペットの写真を撮りたいキャロル、子供の写真を撮りたいスコット、旅好きで風景写真を撮りたいパメラ、ステンドグラス作家で、商業用の写真を撮りたいマイク、NY出身でスタイリッシュな日常の風景を撮りたいタス、友達の結婚式で素敵な写真を撮ってサプライズをしたいマリサ、などなど。みんなそれぞれの目的を持ってここに集まっていて、私たちを繋いでいるのは「写真が好き」ということなのだなぁと思うと何だか不思議な気持ちになりました。
今回は1回目の授業だったからか結構基本的なことも多く、問題なくついていくことが出来ました。この日勉強したのは、カメラの基本的な構造とホワイトバランス(色味の調整)について。今までは分からないことがあったらネットで調べていたので断片的な知識になっていましたが、この機会に体系的に学べて頭の中が整理出来ました。もちろん宿題もちゃんと出ます。ちなみに今回の宿題は、ホワイトバランス(色味)だけをいじって屋外と屋内で各4枚づつ写真を撮ってくること。カメラってほんとに奥が深い!一つの機能を学んでも、いくつもの機能の掛け算で一枚の写真が出来上がっている訳だから頭がパンクしそうです。このシーンではこの撮り方!と早く的確な判断が出来るようになりたいです。
<私の愛用のレンズ達。1年でこんなに増えました…計7本あります(中央のものは2つ重なっています)>
いくつか新しく知ったことや、改めて思い出したことなどメモを取ったのですが、書きっぱなしになって忘れてしまいそうなので、ここに残しておこうと思います。
- SDカードにも写真撮影に適しているものがある
今までSDカードは容量くらいしか気にしてなかったのですが、転送速度というのも大事な要素ということが分かりました。高画質で写真を撮った場合、すぐに確認したくても、「読み込み中」と出てきたり、書き込み速度が遅くて次のシャッターがすぐに押せなかったりすることがありました。それを解決してくれるのが、転送速度の速いSDカード。素早く転送してくれるので今までのストレスがなくなりそう!早速本日こちら↓を購入しました。32GBの容量で、転送速度は最速の95MB/秒のもの。昔SDカードって結構高かった記憶がありますが、最近はどんどん値段が下がっているんですね。これで16ドルでした。
PNY Elite Performance 32 GB High Speed SDHC Class 10 UHS-I, U1 up to 95 MB/Sec Flash Card (P-SDH32U1
データの保存はハードドライブがオススメ
写真を撮ったらデータをどう保管しようかという悩みが付きもの。データ移行の方法には以下の3つがありますが、先生のオススメは3の方法。
- カメラ⇒PC
- カメラ⇒クラウド
- SDカード⇒ハードドライブ
まず、1のカメラを直接PCにつなぐのはご法度。カメラの取説には出来ると書いてありますが、これはカメラにダメージを与えてしまうそう。2のカメラ⇒クラウドですが、これは△とのこと。ちなみに私はいつもこの方法でデータを保存しています。カメラ内蔵のWi-Fiでスマホのアプリを経由して、Googleフォトに自動でアップロード。スマホとカメラさえあればどこでも出来るのですごく手軽です。Googleフォトには年会費を払って(100GBで 20ドルで)、写真を全てアップロードしています。今はいいけど、Googleがサービスをやめた時や、Googleフォトに満足できなくなった時など確かに困りそう…。これが△の理由ですね。
先生の1番のオススメはハードドライブへの保存。特に旅行などで大量の写真を撮るときはLacieというブランドのポータブルハードドライブが、容量も大きく(Max4TB)、頑丈で、外出先でのデータ保存に最適だそうです。2TBで160ドルだったので、買おうとしたのですが、夫が類似品を持っていたのでこちらは買うのを諦めました…。
今日はとりあえずこの2つ。来週はどんなことを勉強できるかなとワクワクです。今日は家で、ISOとホワイトバランスをいじりながら何パターンもの写真を撮りました。宿題を与えられると楽しいですね。