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マヤ

ヒューマノイドロボット『RYUJI』mission3-③

2018.04.12 08:00

「先に行ってなさい」





「先生、今日はレポートのチェックよろしくお願いします」





雅がチラッと隆二に視線を送る。





挨拶もせず、クスッと笑った。





隆二がムッとした。





朝食を食べる手を止めて、細い腰をくねらせて去っていく後ろ姿を見ている。





また恭介がスッと手を伸ばした。





「ペチン!」





口元に触れようとしたその手を、隆二は軽く払った。





「なに怒ってんだ?」





「趣味悪いな、恭介…」





「ん?雅のことか?」





「ピンクのフリルシャツなんか着て…あいつホントに男かよ」





「そんな事には興味なかったんじゃないのか?」





「…あいつ、俺の顔を見て笑った…」





恭介が手元のおしぼりを投げた。





パシッと受け取る。





「笑われるのが嫌なら口元拭きなさい」





「……」





隆二が口元を拭きながら、恭介の顔を睨んでいる。





「俺、もう行くよ」





隆二が席を立った。





「今夜は?来るんだろ?」





「行かねぇ、俺だって付き合いがあるんだ」





「隆二」





恭介は、パーカーのポケットに手を突っ込み、去ろうとする隆二の腕を掴んだ。





「俺がなぜ雅らと戯れると思う?」





「知らない。興味もないし…」





「…お前が心を許さないからだ」





「あれ以上濃厚な愛し方要求してんのか?」





「交わりのことを言ってるんじゃない」





「自分の心に聞いてみるんだな」





「……」





to be continued…