あけましておめでとうございます🎍
昨年は大変お世話になりました。
今年もおしろ保育園・えきデイナーサリーをよろしくお願いいたします。
年末年始、美味しいものを食べすぎた~~~!という方も多いのではないでしょうか?
私もお節やお餅、大好きなお菓子もたくさん食べて少し胃が疲れ気味です(笑)
新年一発目はそんな疲れた胃に優しい七草がゆのことをご紹介していきます😊
みなさんはなぜ「七草がゆ」を食べるかご存じですか??
年に5回の季節の変わり目のことを「五節句(日付は下記参照)」といい、古くから特別な食事を用意して豊作や無病息災を願いました。
七草がゆを食べるのもそのひとつで、毎年1月7日、一年の最初の節句である「人日の節句」に七草の若芽を食べて植物がもつ生命力を取り入れ、無病息災でいられるようにという願いが込められています。
七草の種類、それぞれに込められた意味や健康効果、含まれる栄養を解説していきます😊
◎セリ「競争に競り(セリ)勝つ」
セリは競り合うように生えることから、その名が付いたとされています。
含まれる栄養素にはカロテン、ビタミンB2、ビタミンC、鉄分、カルシウム、食物繊維などがあり、消化促進やあかぎれ予防といった効果が期待できます
◎ナズナ「撫でて汚れを除去する」
ナズナはペンペン草とも呼ばれるアブラナ科の植物です。含まれる栄養素にはカロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、タンパク質、カルシウム、鉄分などがあり、利尿作用やむくみ、視力回復といった効果が期待できます。
◎ゴギョウ「仏の体」
母子草(ははこぐさ)とも呼ばれます。含まれる栄養素にはタンパク質、ミネラルなどがあり、咳・痰・のどの痛みなどのかぜの症状を緩和する効果が期待できます。
◎ハコベラ「繁栄がはびこる」
古くは腹痛薬や歯磨き粉にも用いられていました。含まれる栄養素にはタンパク質、カルシウム、鉄分などが含まれており、消化促進効果が期待できます。
◎ホトケノザ「仏の安座」
「葉の形が、仏様が座っている蓮の台座のように見える」ためホトケノザと呼ばれ、抗酸化物質が含まれるとする専門家もいますが、あまり栄養や効果は分かっていないようです。
◎スズナ「神を呼ぶ鈴」
スズナはカブの別名です。含まれる栄養素にはカロテン、ビタミン、カルシウム、鉄分などがあり、消化促進、しもやけの予防といった効果が期待できます。
◎スズシロ「汚れのない清白」
大根の別名がスズシロです。含まれる栄養素にはカロテン、ビタミンB1・B2、ビタミンC、鉄分、食物繊維などがあり、消化促進、食欲増進、風邪の症状緩和といった効果が期待できます。
簡単でしたが七草についての説明でした😊
子ども用には、苦味のあるせり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざの分量を少なめにすると食べやすくなります。
出汁を鶏ガラスープにして中華風にしたり、コンソメスープやチーズを入れて洋風に仕上げるのもオススメです😊
七草粥は先人たちから受け継がれてきた日本の風習です。伝統や四季、ご先祖を大切にする気持ちと一緒に、子どもたちに美味しいレシピを伝えていけるといいなと思います😌😌
保育園でも毎年無病息災、健康に過ごせるよう、願いを込めて給食で七草がゆをいただきます。インスタ等でまたその様子もぜひご覧ください✨