Yahoo! Tag Manager（YTM）

Google Tag Manager（GTM）と共に日本の企業に最も多く導入されているタグ管理システムの1つです。

2010年頃日本に導入され、それから一気に大手広告代理店がナショナルクライアントを中心に導入を進めました。それまではタグを管理するという概念は日本にはなく、ほぼ全ての企業は様々な媒体やツールのタグを各ページに直に貼り付けていました。

しかし、あまりに多くのタグを各ページに貼り付けていることで、WEBの担当者すら各ページに何のタグが貼られているのか管理が難しくなっていました。また同時に、タグが多すぎるページでは、ページの読み込みに時間がかかりユーザビリティが明らかに悪くなっているサイトが多々見られました。

そこで現れたのがYahoo! Tag Manager（YTM）やGoogle Tag Manager（GTM）というタグ管理システム（ツール）です。このタグ管理システムが発行した1つのタグさえサイトの全ページに貼っておけば、あとはタグ管理システムの管理画面で各種媒体やツールのタグを必要なページに紐づけることが可能になりました。