それぞれの光の中で
2022.12.28 13:45
私は、正直、好き嫌いはある。しかし、誰も否定はしない。
ただ、誰に対しても、フラットでありたい。
それが、多分、私が変わり者だと言われる所以だろう。
自覚はある。
今年もたくさんの輝きを見た。
無数の人の意志、言葉、行動。人生の断片。
そして、キラキラ光る子どもたちの魂と瞳の輝き。
私は、基本、人間が好きなので、その間の中で、大いに感動し、
自分の人生の糧に変えた。
喜怒哀楽。人だからあるべきもの。
しかし、気をつけなければいけないのは、
それらが憎悪に変化する可能性。
その可能性を少しでも感じたなら、すかさず、そこからは離れたほうがいい。
そして、最も肝心なのは、その憎悪を自分に向けてはならない。
中毒になってしまうほどの豊かさと、有り余る情報は、
簡単に、人を混乱させ、今、手中にある大切な平凡な幸せを
矮小化し、劣等感にすら変えてしまう。
落ち着きを取り戻すために、別に禅僧のような苦行などは必要ない。
ただ、静かに座り、自分の心身にだけ焦点を当て、
ふっと深呼吸をして、
私は、確かに、幸せだし、存在し続けて良いのだ。と
自己を完全肯定するだけで良い。
漠然とした、着地感。
そここそが、君がいるべき世界の中心である。
そして、そこにいる君は、いつも正しい。
毎日、実に、様々なことが起こる。
ただ、何も起こらないよりは、ずっとましだ。
今、君は、僕らと光の中にいるのだから。
映画のようなドラマをつぐむ、それぞれの光の中、
君は、そのドラマの主人公なのだ。