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すっきりと笑顔 FEEL FINE & SMILE ~片づけられない方へ~

所有する人 使う人全員が決める。

2018.04.12 06:52

お越し下さいましてありがとうございます。


何度もしつこいようですが(笑)

整理とは必要と不必要の区別をすることから始まります。


自分が所有しているそのモノは、今、または具体的な未来に必要なモノなのか。

を判断して処分をするかどうかを選定します。


私は20歳前から10年以上、一人暮らしをしておりました。

一人で暮らしている時は、その家のものは基本的にすべて自分のモノでした。

なので、必要と不必要の区別は自分ですることが出来ます。


とは言っても、一人暮らしをしている当時は「お片付け」のことなんて考えたこともなく

部屋はほぼ散らかっている・・・

もったいない いつか使うかもしれない 一応、とっておく

というモノの中で生活をしており、一人暮らしなのにこんなにモノがあるの??

と引越の度に自分につっこみをいれているほどでした。


ドラえもんが現れてくれたら、あの日の自分へ会いに行き、お片付けを教えてあげたい。

快適な一人暮らしを過ごさせてあげたい・・・


ん?


でも、そうしちゃったら今の私はどうなってしまうのでしょうね(笑)

昔の自分があるから今の自分があるんだもんね。

そこはあきらめましょうか(笑)


現在は夫と子供二人の4人暮らしをしていますので、モノを処分する際に気を付けることがあります。


自分だけのモノ、自分しかつかわないモノなら、ほいほいと判断もできますが、共用のモノ、そして子供たち、または夫の所有物に関しては、ほいほいとはいきません。


とくに夫のモノは、勝手に捨てると面倒くさいことになりそうなので←

勝手に捨てることはほぼ、ありません。


但し、明らかに「このモノの存在を忘れている」と確信の持てるモノは処分することもありますが。


まだアドバイザーの勉強もしていないだいぶ前のことですが、一緒に服を整理していた時、

「これ着るの?」とそれまで一度も着たのを見たことがない服について確認しましたところ、「一応、着るかもしれないから」「着る着る」といってほとんど、処分しないで終わったことがありました。(結局その後も着ないっていう・・・)


心の中では「いや、絶対着ないでしょ。」と思っていましたが、そこはぐっと飲みこんだ私(えらい!w)


あの時、強引に「捨てて。」と言わなくて良かったなあと思います。


その後、片付けのことを学び、チクリチクリ、夫にも片付けの基本をさりげなく伝えるようにしたり、自らの洋服を整理したり、あちらこちらで「こうしたほうがいいんだ!」ということを 


さりげなく、あくまでもさりげなく

伝えるようにしていきました。



すると、

徐々に、「これはもう着ないな・・」と処分することが増えました。


もともと洋服の量は多めだったのですが(私服は週に1度しか着ないのに)

自分は気に入った服が数着あればいい、という事もわかったようで、買い方も慎重になりました。


ついつい、自分の考え方を押し付けそうになってしまいますが

(もちろん、そうした方がいいんだ!と言う確信を伝えたい余りに・・という気持ちであると思いますが)


思いを押し付けたり、強行突破をしては、もめ事が増えるだけです(笑)


ある意味、もめ事だって無駄なモノだと思いませんか?



自分が行動して、見せていくことで理解してもらえることに通じていくと私は思っています。


お片付けをすすめたくて、つい勝手に処分しがちですが、たとえ家族であっても自分だけの所有ではないものを処分するときは慎重に行う事が大事です。


我が家の子供たちは二人とも、まだ自分だけで判断し片づけるということは出来ません。


だからと言って、「勝手に処分」はなるべくしないようにしています。

(まだ今は明らかにゴミ!&忘れているようなモノは勝手に処分することもありますが。)


「片づけなさい」といっても、うちの子たちはまだ整理収納を学びきれていないので(笑)

勝手にやらせると、詰め込んだり、やみくもに収納を増やしたり・・・


気づくと、モノを入れる為の入れ物をダンボールで作り出したりして余計に散らかっていく息子の図式・・・。


結局モノが増えたり、失くしたり。



小学4年生(ADHD)と小学2年生ですが、まだまだ手助けが必要です。(特に4年生の兄)


一緒に「これはいる?いらない?使う?使わない?」を確認しながら処分したり、

私がある程度まとめておいた処分候補を確認してもらってから、敗者復活したものだけを残してあとは処分する。というようなやり方をしています。



思いがけないものが復活したり、その逆もあり、ビックリしますが(笑)


「いる、いらない。」は所有している人にしかわかりません。


他の人が知らない、または理解し難い(笑)思い出があるかもしれないからです。


子供に関しては、一人で判断し管理できるようになるまでは、親の手助けが必要です。


なるべくは、親だけが片づける、ということはせずに一緒に片付けながら手順を教えていくことで、「片づけ方」を身に付けさせることが出来るでしょう。


親が片づけた方が楽というのは、百も承知ですが(笑)未来を見据えた上で、ぐっとこらえて頑張ってみましょう。


共有のものであっても、自分だけの判断だけで処分するということはせず、

使う人みんなに確認してから判断することが大事です。


これは職場においても同じことが言えますね。

※以前勤めていた会社で「これはいらないでしょう」と処分しかけたものが、他の方にとっては仕事に必要なモノだったということがありました(-_-;)


整理するときに大事な事。


使うかどうか、必要かどうかの判断は所有する人、使う人全員が判断するということ。


是非、覚えておいてくださいね。


岩手の整理収納アドバイザー 瀬川忍でした( *´艸`)