バルト2国へ行く (ラトビア リガ編 食べる)
バルト2国旅、リガ後編は食べることです。
思えば幼いころから国内旅行でも何処へ行った?よりも、何を食べた?で記憶を呼び覚ます性分です。
その土地の物を味わう事も旅の楽しみのひとつ。お酒も全く飲めない体質で外国語も堪能でない私がその国の文化を知ろうと思ったら食べることは重要です(ただの食いしん坊)。
美味しかったのは黒パンです。え、それ?と思われる方がほとんどでしょうが、でもこの旅がリガで終わるのであれば買いだめしていったに違いない美味しさで、柔らかな酸味、フルーティーな香りと甘み、ライ麦の香りが病みつきでした。
ホテルの朝食ですがお皿の上の方にあるのが黒パンです。 お酒が飲めなくて本当に残念なのですが、パンは酵母が命ですから、同じく酵母が命のビールもきっと美味しいのでしょうね。噂ではハチミツのビールがあると聞いたのですがそのお味はいかがなものなのでしょうか?
そしてもう一つ。これは旅行に行く前から気になっていた「ペリメニ」という水餃子。ロシアに古くからある料理でリガにはファーストフード感覚で食べられるお店があるので行ってみました。
店内はオフィスワーカーから学生さんまでいて、定番の軽食屋という賑わい。量り売りで好きなものを好きな分だけとり最後に量って精算します。
ルールはわかっていてもメニューはラトビア語で何を書いてあるのかさっぱりわからずですから前の方の様子を盗み見しながらピックアップしました。
トッピングは前の人にならってホースラディッシュとヨーグルト(サワークリーム入り?)にパセリ。水餃子というより、ラビオリと水餃子の間といった感じで思いのほか美味しく、辛味と酸味のきいたトッピングも大変気に入りました。中華料理にある酸味のきいたゴマだれなんかも合いそうな予感がします。
若い学生さん達はこぞって揚げたタイプのものを山盛りにして頬張っていました。安くてカロリー重視の軽食は国が違っても若者には共通事項なのですね。ちなみに私の食べた量で3.5ユーロ(500円前後)でした。
さて、時差も多少なりとも食欲に影響しますので、ささっと軽くすませたいと思った時はスーパーです。どんなシステムになっているのかな?と覗いてみたら、フィンランドのヘルシンキで経験したスーパー同様に野菜果物やパン、お総菜は量り売りでしたので大変便利でした。
欲しいものを見つけたら量りに乗せ、該当番号を押すと出てくるバーコードシールを貼ってレジにゴーです。
お総菜もとても種類が多く、彩りも豊かでどれにしようかものすごく迷いました。
正直あまり期待していなかった食事なのですが、予想を超えてバリエーションが豊かだったので嬉しい喜びでした。ラトビアは食が豊かです。
<わたがし>
お姉さんそれはいかんせん巻きとりすぎでは?
買ってる!!食が豊かです。