掛軸表装 色紙書作品 正絹三段台紙貼り表装
2018.04.23 09:00
こんにちは。五番館の池田です。
今回は書家の方より掛軸表装のご依頼を頂きました。
色紙の作品を掛軸へ仕立て直しのご希望です。
まず色紙を本紙とベースとなっている厚紙へと分解し、その後表装の作業となります。
本紙を裏打ちして補強し、台紙に貼付けて(台紙をくり抜いて継いでいます)、
その台紙を本紙として掛軸にするという、「台紙貼り」の形態になります。
色紙のままでは本紙のサイズが小さすぎる為ですね。
雰囲気に合った台紙を用意します。
市販のものを使う事もありますが、今回は職人が制作しました。
掛軸の裂地と同様に主張しすぎてはいけません。
今回はマーブリングをベースに金箔が少し散らしてあります。
柱と呼ばれるこちらの部分は、細くする事で繊細さと上品さを表現しています。
一文字は合金襴を使用。
軸先は高級黒檀使用。
今回ご紹介の表装のご案内
正絹三段表装 色紙 台紙貼り表装
長期の使用を想定した、和紙手打ち三枚裏仕様。
全ての材料と工程にこだわった表装です。
表装、額装、修復の五番館 五番館ではご予算に応じた表装、修復を承っております。
表装、再表装に関することはメールやお電話でお気軽にお問い合わせください。
工房、事務所の所在地
〒500-8384 岐阜県岐阜市薮田南5-16-28
TEL 058-272-0005
E-mail 5@gobankan.com