第71回「It's a miracle」松本誠也さん(プルデンシャル生命保険㈱)
■藤岡先生との出会い
2020年9月明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科(以下、MBS)へ入学。「戦略とマネジメント・コントロール・システム」の授業が最初の出会いになります。最前列で藤岡先生の気迫や目の動きなど今でも鮮明に覚えています。どういう生き方をされてきたのだろう?と授業の内容より藤岡先生に大変興味を抱きました。一つひとつが洗練され体系化された言葉や文脈が、藤岡先生のエネルギーに乗り心に突き刺さりました。それまでにモヤモヤし信じきれないことについて、これほど明確に自信をもって力強くそれでいて自然な感じで、こういう生き方もあるよと自ら体現しお示し頂いているようで、授業の後は気持ちが晴れやかになった感動がありました。行動していかないといけない、と決意を新たにした瞬間でした。
その後「新興国市場のマネジメント」の授業も履修し、追っかけのような形で「藤岡ゼミ」にご縁を頂きました。そして、タイでの「グローバル・ビジネス研究」で普段授業では想像できない藤岡先生の魅力に触れることができました。藤岡先生から様々なことを学べる幸運に感謝申し上げると共に、自分自身が成長し社会のために何か行動していくことが問われていると強く感じるようになりました。
■感銘を受けた言葉
「It's a miracle」
感銘を受けた言葉は数知れずあります。藤岡先生とのご縁も奇跡的ですが、タイでお話しされていたこの言葉が心に強く残っています。「ありがとう」「ありがたい」。ひとのご縁や「人」と「人」の間で生まれる何かを大切にする心や感性を持つことはとても大切なことだと考えます。「パースペクティブ」もどこに自分が立つか勇気を持って決めることが大事と教わっている様な気がします。藤岡先生は「学問は世の中のためになるものでなくてはならない。人々の幸せに資するものでなくてはならない」と常々おっしゃいます。学べる幸せを自分だけのものとせず人々を幸せにする理想を心にもち現実の中で行動できたらと考えます。全ては「It's a miracle」に通ず。
■今後の決意
藤岡先生はじめMBSでは多くの先生、先輩、同期、後輩、事務スタッフ、家族同僚のお陰でこれ以上ない濃厚で刺激の多い日々を過ごしております。本当に感謝の気持ちしかないです。MBSでの学びを活かし日常の行動の中で何かしら良い影響を自然に与えられる存在になれたらと考えています。
具体的には3つあります。
⒈ 場所と言葉の壁を越える。
日本の中で日本語が通じる世界だけではなく様々な国の人や文化に興味を持ち橋渡しの存在になる。
⒉ MBSの学びを仕事や社会の中で活かし創意工夫する。
世界を意識し学び考える楽しさを伝える。
⒊ Dr.過程に進み研究を続け明治大学で教壇に立つ。
継続は力。学び続ける環境を大切にする。