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斜面古民家の冬の寒さ対策?

2022.12.29 05:04

ということで、築70年の祖父母が建てた古民家に棲んでおります。幼少期より夏休みなどにはよく東京から寝台列車で帰っていたので、思い入れもあります。そして、車は近づけません。階段を通らないと道には出られないといったところにあります。とはいえ、斜面だからこそのプライバシーと景色、日当たりはよい感じです。

で、今までけっこう古民家的なところに手を入れたりしながら住んできたのですが、なにせここは車が近づけないので、簡単にホームセンターで建材かったりというものがしにくいです。いやしかし、どうやって家を建てたのかもすごい時代です。昔、長崎には「運びや」さんがいて、建材やなにやらを運んでいたようです。現在でも家立て替えたりするとき&解体するときには、そういった役割もあるようです。そういえば、斜面家屋が解体されるときに、重機もはいれず、小さなキャタピラマシンで往復+人力でと言う様子をみたことがあります。

そして、空き家も増えてきています。高齢の方が杖をつきながら階段を上り下りしているのを見ると、うーん、鍛えられるのかでもしんどくなるかなといった感じです。

さて、暖房はこたつ+灯油ファンヒーターを使っています。で、灯油は下記のようなもので道下のガソリンスタンドから運んでいます笑。もちろん、配達やらもあるのですが。持てるように、18リットルタンクではなくて、10リットル×2というかたちで。前は手持ちでしたがちょっと階段のぼえれるキャリアーを買ったのでそれで。

で、これでガラガラひっぱりながら階段をのぼるので、近所の人からすごいなーって言われます。さすがに、のぼるときはきつくて、位置エネルギーを感じます。

そして、今年は簡易断熱として、広い開放部の縁側にビニールを貼ってみました。これが意外に効きます。昔の木製サッシのままなので、隙間だらけで、結局外気と同じ縁側になるのですが、こうやってビニールをはってみると、昼間に熱をためてすきま風をおさえるので、まあまあ断熱っぽいです。せっかく日当たり抜群なので、蓄熱できたらいいんすけれど。

ふわーっと下があいてしまっています笑。

あと、床下と天上に断熱をしたいところですが、まあそれは大仕事になるので、うーんという感じですかね。

本当は、以前使っていて、輻射熱のすばらしさを味わっていた薪ストーブが良いんですが。さすがに、薪を運ぶのは、、、、、そう、背負子に運んで階段を上下するという二宮金次郎さんになっちゃうので。それはいいんだけど、薪ストーブを本格的に使うと、大量の木材が必要になるので。トラックでも何度も運ぶという経験もあったんでここではねえ。。。