No.30XY カイリュー進化セット
【全国図鑑No.0147/0148/0149】
ミニリュウ:目撃例が少ないため幻と呼ばれていたポケモン。
脱皮を繰り返し大きくなる。
ハクリュー:水晶のような玉には天候を変える力があると言われている。
アニメ「サン&ムーン」ではスイレンのウルトラガーディアンズ時ライドポケモン。
カイリュー:大きな体格で空を飛ぶ。地球を約16時間で1周してしまう。
アニメ「新アニポケ」ではサトシのポケモン。
発売日:2013年4月(2014年6月~2019年3月生産分)
価格:760円(税抜き)
元記事:「タガネのポケプラジャーニー2017」Report12
カントー地方最強のドラゴンポケモン、カイリュー。
これぞまさにドラゴンと言える空中戦能力に高いパワー、多彩な技。どれをとっても一級品の頼れる存在だ。
ドラゴンタイプには不思議な力がつきものだ。そして、「不思議」な部分もね。
進化前のハクリューは、最近耳の翼を自在に伸ばせることが解ったばかり。「元祖」ドラゴンポケモンには、まだまだ僕らも知らない力が秘められているのかもね?
※カイリュー(BW版)と一部内容・写真を共有しています※
「ベストウイッシュ」放映終了後、カイリューは当初から設けられていたブリッジを用い「XY版」として生まれ変わり再発売されました。
JANコードも変更されているので実質別商品です。他は警告表記の追加された「XY」仕様に準じた箱。
ゼルネアス・イベルタル発売時から、説明書「ポケプラ図鑑」にはXY版の写真がありました。
当初は「なんでここで通常カイリュー?」だったのは言うまでもありません。
「XY」当時のカイリューは、初代最強のドラゴンタイプ以外の魅力に乏しく(当時はメガシンカ全盛期、当然カイリューはメガシンカしない)・・・
その真価が発揮されたのは「XY&Z」終盤、「ポケモンGO」のヒット以降からでした。
ポケプラ自体が安定期に入り、一時の終息に向かい始めていた中で、リザードンとともにただ二匹だけ残った進化シリーズとして長きにわたってポケプラ世界を支える存在となったのです。
紙シール。当初からブリッジ変更で売る可能性は示唆されており、BW版には「BW」表記がありますがXY版にはそれがありません。
シールの材質はそのままです。
・・・なお、ミニリュウ・ハクリュー部分は当初からブリッジで分離可能でした。
カイリュー単体で売ることができる仕様・・・だったのですが、発売から7年間それは生かされず。リザードンとセットで売る予定でもあったのかな(下記)。
ミニリュウ。左は塗装したもの。
終盤にして全体の色分けはシールです。ほとんど折り紙状態。
ハクリューも加えて。
後々までそうですが、丸まった部分のシールはよれやすいので塗装したいところです。ポーズは固定です。
カイリュー前後。アイリスのカイリューとの違いは顔パーツが変わったのみ。
頭パーツを外し、アイリスと付け替えることもできます。
頭部の触角・腹黄色部分は軟質パーツ。
ポケプラアクション:両腕を動かすと口を開くぞ!
他、腕上下ロール、翼独立可動、足、尻尾が横方向に可動。アイリスのカイリューと同じです。
むしろ、ホワイト・ブラックキュレムと同様に、「仕様変更しても同じ」にするための口アクションでもあります。
スタンドの類はありませんが可動としては良好です。
箱・再販など
当初こそその価値には疑問点がありましたが、追い風となったのは上記の通り「ポケモンGO」の存在、それに伴う無印ポケモン達の再評価でした。
「GO」では未だ強ポケモンの一匹として親しまれ色違いも登場、「サン&ムーン」でもハクリューが登場・・・と、その立体的価値は色あせなかったのです。
進化シリーズの大半が生産終了してしまう「XY&Z」以降、BW当時からの相方・リザードンとともに、進化シリーズとしては最後まで生産され続けることになります。
バリエーションは4箱。「XY」箱のあと、「XY&Z」箱で2016年6月・10月に。
「サン&ムーン」箱になってからは2016年12月、2017年7月・10月(?)、2018年3月に再販されています。
2018年12月再販分は同青バンダイ箱で登場。青バンダイ箱での変更は共通事項のみ。
その後2019年3月にも再販。
これが現在実質最後の再販です。
なお、その後2020年7月には一部パーツを変更したリザードンとセットのVSセットが正規ナンバリングで登場。
カイリューはミニリュウ・ハクリューブリッジで切り離されたカイリュー単体となり、シールも待望のホイルシール化。セットで売られることを前提としているため(ランナータグが変わった)、こちらでの再販可能性はほぼ無くなりました。
・・・青バンダイも含めると3度JANが変わったのね。