ヘアカラースペシャリスト
2015.12.25 15:28
最近 つくづく思う。
スタイリスト と カラリストの発想・着眼点は全然違う… と。
今、世間のヘアデザインは
スタイリスト主導(カタチありき)が一般的かもしれないが、
もう カラリスト主導のヘアデザインがもっと増えてもいい頃だ・・・と。
つまり。
スタイリスト・ディレクション(従来型)に対する
カラリスト・ディレクション(イノベーション型)
カラリストの発想から生まれるヘアデザインを打ち出して行きたい。
そうなることで、
カラーがより生きるヘアデザイン、
イノベーティブなヘアデザインが生まれるかもしれない。
そして、
カラリストの認知度、美容におけるポジショニングも高まる(高めたい)と考える。
しかし、上記には条件がある。
カラリストディレション ができるようになるには
カラリストは ヘアカラーだけのスペシャリストであってはならない。
スタイリストの仕事も知らなければならないし、
『今』についてもっともっと知らなければならない。
未来も考えなくてはならない。
一流のデザイナーがヘアだけでなく
クリエィティブに関する全てを視野に入れ
また、カラーも当然のように、使いこなしていくことを考えているように・・・。
これからはカラリストも、
クリエーターでなければならない。
だから僕は、肩書きの
ヘアカラリストから『ヘア』を外し
カラーの『スペシャリスト』とも名乗らない。
色染師ナカム こと 中村太輔