乳児期・胎児期のトラウマとサバイバルのはなし
一例なんですけれど、
一人きりにならないと、リラックスできない。
誰かが一緒にいると、こころが休まり切らない。
そう思っていたら(僕もそうなんだけれど)、乳児期のトラウマの影響である可能性が高いです。あるいは感情的な人が苦手だったり、一緒にいるのが苦痛だったりするのも同様。
で、おそらくだけれどそういう人は、自分より母親の方が感情的に不安定なのではないかと思います。
大人になった今、一人きりにならないとリラックスできなかったり、感情的な人がとても苦手だったりするのは、0歳か1歳のころに採用したサバイバルスキルが今もそのまま稼働してしまっているから、と捉えると、納得感がある場合がある。
こうした発達初期のトラウマと、その時に採用されるサバイバルスキルについて、僕が知っていること、学んできたことを、自分自身の整理も兼ねて少しずつ発信していきたいなと思っているところ。
これ、パートナーとの関係を深めていきたかったら、避けて通れないんだと最近痛感してるのでした。
この発達初期のトラウマとサバイバルシステムの話なんだけど、誤解のないように前提として、「ここで描いてるのは、母親はどうあるべきか」の話ではありません」ってことをお伝えしておきたいです
大半は母親と赤ちゃんとの間で起こることとして、そしてどういうわけでどんな傷を赤ちゃんが負ったのか、みたいな形で描かれるんだけれど、それはなんというか、ただの説明なのです。
完璧な人間はいなくて、完璧な子育てもない。そんなのは理論上のものとしてだけあるのであって、お母さんがそうでなくてはいけないなんて言ったら、誰も子供を持てない世界になってしまう。全てのお母さんは、その時のその人なりにすごくがんばっているし、それだけでもとてつもなく偉大なことです。
(母親として、不安になったり罪悪感感じたりしちゃう人は、それほどまでに我が子を愛しているって翻訳してあげてほしい。)
そしてもちろん、この辺りの理解を深めることで、子育てに役立てることはできます。
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話を戻して、そんなわけでテーマはあくまで、「大人になったあなたが今、こうであるのは、どんな生き延び方をしたからなのか。大人になった今、あなたにはどんな可能性があるのか」。
そこに取り組むのは、僕ら一人一人がやること。
そして、ま、実際には母親にがっかりしたり、怒ったり、そういう気持ちを感じることは、それはそれでいいんですよ。それは感じて当然でもある。
でも、母親がああしたから、こうしたから、という現象の犠牲者としてこれからも生きることを選択するか、そういう出来事はあったにせよ今は自分の人生を自分でクリエイトすることを選択するかは、自分の責任。
(ここで反抗的に自分の人生を投げ出すのは、それこそが生き残りのための戦術をいまだにおかしな形で使っちゃってることになります。)
そんなわけで、ひきつづき自分の人生を解放するための情報として、そして素敵なパートナーシップを育むための方法として、ご活用ください。