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自然食工房めぐみが生まれるまでの物語VOL7

2018.04.13 12:37

これまでのお話。


自然食工房めぐみが生まれるまでの物語VOL1

自然食工房めぐみが生まれるまでの物語VOL2

自然食工房めぐみが生まれるまでの物語VOL3

自然食工房めぐみが生まれるまでの物語VOL4

自然食工房めぐみが生まれるまでの物語VOL5

自然食工房めぐみが生まれるまでの物語VOL6


お付き合い頂きまして、ありがとうございます。


人はそれぞれ、得意なことが合って、

得意なことをやり続けていたら、嫌な気持ちにならないし、

疲れることもない。


好きなことを楽しんでやっていれば、

その周りにきっと人は集まってくる。


どこかで、自分の感情を見て見ぬふりをしたり、

封じ込めたり、我慢したりしていると、

本当の自分を見失います。



例えば憧れているものがあって、

それが欲しいと思っていても、

本当の自分がそう思っているのか、見失うことがあります。



私は、子供の頃から料理が好きで、

周りの人に作って食べてもらうのも好きでした。


いつか、きっと食べ物屋さんになるだろうなと、

漠然とした思いがありました。


でも大学を卒業するときには、

父親のススメもあって、当然のことのように教師の道を選びました。


人生の流れの中で、乗っている船を乗り換える瞬間ていうものが確かにあって、

教師になった時、全く違う船に乗り換えたようでした。


教師生活では、

それまで、ただ漫然と生きてきた私にとっては全く考えもしなかったこと。

命の尊さ、生きることの意味を日々突きつけられて、

自分に出来ることは何なのだろうかと、模索する日々でした。



24年間の教師生活でも、食べることへの思いは続き、

何かしら、食育を学んできました。

食べることから得られる喜びすら、味わうことが出来ない子供たち。

その子供たちを目にして、

兎に角、食は喜び♡という想いをメッセージに、

全力で日々を過ごしていました。


突然私は、導かれるように43歳の時に教師生活を終えることを決め、

47歳の時に、退職。

新しい船へ乗り換えました。




突然決めるのですが、

そこには小さい頃からの自分の思いがあって、

何も拘束のないところで、

自分の思うままに、自分の思うままの人生を歩みたい!

という、強い願望があったのです。

(と、今頃になって分かります)



教師生活を終えてからの日々。

公務員であることへの使命感を息苦しいと感じていたのですが、

社会に出ると、

「先生」と呼ばれることで、

様々なことから守られていたことを痛感。


自由を手に入れた反面、

自分を守ってくれていた鎧を置いてきてしまったような、

心もとなさも感じました。





でも、望んで手に入れた自由を最大限に活かしたいと、

社会に出ての勉強をはじめました。


学校での勉強と違って、

なりたい自分になるための勉強なので、

全てが新鮮で、全てが楽しかったです。


飲食店をやりたいと思って、

起業塾にも参加し、学び、

得意の引き寄せ体質で、起業のチャンスに恵まれました。


まさに、飲食店をやる!と決めいていたその瞬間、

信じられないことが起こります。


まさか、まさか、

私が。。。



ネイルサロンをやる!


と、決める。


今回は、とんでもない泥舟に乗り換えたのでした。


その時、たまたまジェルネイルにハマっていて、

それまでの教員生活で、ネイルとか、無縁だったから、

おおっぴらにネイルが出来る生活が嬉しくて、

毎月ネイルサロンに通っていたから、


たった、それだけの理由で、

「私、ネイルサロンをやります!」

と、言ってしまった。。。



美しいものとは無縁の生活をしていたから、

きっと、美しいものに憧れていたのだと思います。


そして、教師という鎧を無くした私は、

人から自分がどう見られているのかだけを気にしていたのです。


教師を辞めた私を他人はどう思っているのだろうか?

綺麗にしておかなければ、

キラキラと輝いていなければ、

人から羨ましがられる生活をしなければ、

と、


自分の人生ではなく、

他人の目を気にするだけの人生を生きようとしたのでした。


サロンを経営していた6年間。

人生で、これほど苦しい思いをしたことは無い!と思うほど、

苦しい毎日でした。


他人から、どのように見られているのか?

私は、仕事ができる経営者として見られているのか?

スタッフのことを思いやれる人情味溢れた経営者にみえているのか?

スタッフには、信頼され、尊敬されているのか?


常に他人の評価を気にするだけの毎日になっていき、

なぜサロンをやっていのか、全く分からなくなり、

他人の目を気にして、辞めることすら出来ず、

どんどん自分を追い込んでいきました。


苦しい、苦しい、出口が全く見えず、

時間だけがノロノロと過ぎていく毎日。


自分が決めて、自分が始めたことなのに、

ぐるぐる巻きになってどうすることも出来ず、もがきました。


「人にカッコ良く見られたい、

出来る経営者として見られたい、

主婦として、母として、実業家として闊歩しているカッコイイ私。」


そんな見栄貼りだらけの気持ちだったから、

自分の人生を他人の評価で生きようとした間違い。

(今ならそう思えるけど、当時は生きる自信も無くしそうだった)


どん底から這い上がるきっかけとなったのは、

まずは次々に読んだ啓発本。


斎藤一人さんの本を読み、CDを聴き、

だんだん元気を取り戻し、


本田健さんご夫妻には実際にお会いして、

アドバイスを頂いた。


現在めぐみでチャネリングをして下さっているkokochiさんにも、

随分お世話になりました。



もう一度、フォーカスしなおそう。

私は本当は、何がやりたかったのか?


他人が私をどう思っているのか、

そんなことばかり考えるのは、ひとまず辞めておこう。


自分の人生のオールを自分の手に取り戻す、

そのために、また何年かかかりました。



今の私は、自分の負の部分を、アウトプットする必要があるようです。

嫌な自分、苦しんだ自分ともう少し向き合いたいと思います。


お付き合い頂きまして、ありがとうございました。