私の人生を変えた二つの震災 ②東日本大震災
2018.04.13 13:23
こんにちは。海住さつきです。
2011.3.11東日本大震災が起きた時、
瞬間的に何かしなければ、と思いました。
でも、仕事があるから、ボランティアで現地に入ることはできない。
ちょうど、数日前に、
「女性消防団員募集」のポスターを見たばかりだったので、
これだ!と思い、
3月14日に入団、
消防団員として活動を始めました。
始めてみて気が付いたのは、
いかに自分が向いていないかということ。
まず、体育会系の部活をしたことがないので、
体力がない。
準備運動でちょっと足を伸ばしただけで捻挫したり、
雨の日の訓練で転んで骨にひびが入り、
半年間、整形外科に通うことになったり、
真夏の訓練では、
熱中症になり、
後遺症で、
その後、3か月ほど、
ちょっと立っているだけで立ち眩みがしたり、
さんざん迷惑ばかりかけていました。
だいたい、
私は車の運転ができない。
免許はあるのだが、
あまりに運転音痴で、危なすぎるので、
完全なるペーパードライバー。
運転のできない消防団員なんていないだろ?
そう思いつつも、
私なりにできることを見つけて、
なんとか続けているうちに、
3年表彰、5年表彰と、
メダルをいただいたりして、
だましだましやっていたら、
東日本大震災をきっかけに、
消防団に期待される役割が、
火災から地震・津波・洪水などを含めた災害全般になり、
男性消防団員数が減る中で、
女性消防団員への期待が高まって、
私のような体力のない団員でも、
何とかつとまっている感じです。
あまり、
適正とか、
向き不向きとかこだわらないほうが、
個人のためにもなるし、
組織のためにもなるということを、
東日本大震災をきっかけに学びました。