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「がんと生きる 言葉の処方箋」

<がん哲学ドキュメンタリー撮影日誌⑧0414>

2018.04.14 08:38


4月の福井での撮影では、実にいい人に出会った。2年前に大腸がんの手術を受けていた男性だ。私と同じS状結腸部だ。現在は、肝臓に転移していて化学療法治療中。彼は、笑顔を絶やさない。時々、だるい時もあるのだが、苦しい顔は決して見せない。

がんとともに生きるとは、こういうことなのか。いろいろと教えられる。

彼の家を訪ねた。一人暮らし。部屋の掃除も洗濯もすべてひとりで行っている。

子供たちが、弁当を届けに来るという。

「料理はするんですか?」

「うどんくらい自分でつくるよ」

「ネギは自分で切るの?」 

私はつまらない質問をしてしまった。

時は、昼時。

1時間のインタビューをしてこちらは癒された気分になる。


内容は、映画で公開する。すごいですよ。

来月、また来よう。うどんとネギを持参して。

 

監督:野澤和之