平成29年ロシア語通訳案内士 感想【筆記試験】
この国家試験には全部で4つの試験科目があります。日本史、日本地理、一般常識+外国語(10か国語から1つ選択)。私は独学で約半年、この試験の準備をしました。外国語以外の3科目関しては老舗の大手ハロー通訳アカデミーさんがネットで無料公開している動画、テキストを活用させていただき徹底的に覚えました。本番の試験内容は教科書通りではなく奇問難問だらけでしたがそれでもハローで覚えた基礎知識がなかったら絶対に回答を推測することは出来なかったでしょう。心から感謝しています。以下、ロシア語に関しての感想を述べると・・
■1次試験
私は広島会場(広島工業大学専門学校)で受験をしました。外国語の試験時間は一発目の10時~12時。9時45分には着席をして試験の説明が始まります。
一問目 長文読解 13点
二問目 長文読解 10点
三問目 露文和訳3問 5*3問=15点
四問目 和文露訳5問 6*5問=30点
五問目 日本語の単語を20~25文字程度のロシア語で説明4問
(歩きスマホ、お百度参り、ネズミ返し、ホワイトデー)8*4問=32点
朝一で高度な長文読解は頭が働かないってことでまずは得意の三問目、四問目、五問目、と進めていきました。配点を見てわかるように五問目は全部で4問中それぞれ8点という高配点。スペルミスや文法ミスがないか神経を研がらせて。。この時点で1時間経過していました。残りの1時間でゆっくり長文読解を解くつもりがなかなか文法が複雑(に見えて)、結局ほとんど時間を余すことなく使い切り解答用紙を全問無理やり埋めました。
終わってみると過去問で見た十数年前の通訳案内士試験のような高度な文法問題は一問もなく、観光案内に特化した問題が多かった印象です。特に三問目の和文露訳はとても簡単に思われました。その代わり一問目、二問目がなかなか難問でした。